ホテイアオイにアブラムシがついて枯れてしまったので、水に沈めてアブラムシを退治しました。でも結局ホテイアオイは復活せず、ホームセンターで2株買いなおしました。
そのホテイアオイはその後どうなったのか?残っている写真を振り返りながら考察します。
ホテイアオイを買いなおす。
ホームセンターで2株買いなおしました。お湯のような水が入ったタライの中、ぎゅうぎゅうに浮かんでいたため、ホテイアオイは全体的に細いですが、まだちゃんと緑色でした。
だんだん色が薄くなってきた
ホテイアオイは日光が好きと知っていても、南向きベランダは本当に暑くなります。ベランダの隅に置いていても、時間によっては直射日光が当たり、黒い容器の中の水がすぐにお湯みたいになってしまうので、やはり簾をかけていました。中にはメダカがいますから。
1か月ほど過ぎると、緑だったホテイアオイはツヤのない黄緑になり、ひとまわりヒョロヒョロになっていました。丸くふくらんだ部分が枯れてきています。
直射日光を当ててみた
この夏はお盆を中心に2週間くらい雨が続き、洗濯物がなかなか干せなくて困ったくらい日照時間が少なかったです。でも、晴れたら晴れたで、あまりの暑さにスダレをかけていました。
もう9月になったし、前回枯れた原因のアブラムシはいなかったので、日光不足かと思い、ホテイアオイだけを別容器に入れて直射日光を当てることにしました。
中の水はきれいすぎると栄養が無いと書いてあったので、他のメダカ容器の水換えで捨てる水を入れました。
結局 枯れて溶けてきた
1週間ほど過ぎ、水が茶色っぽいと思ったら、ホテイアオイの根が溶けているのか?茶色い細かい根が容器の底に積もっています。
ますます葉の色は薄く黄色っぽくなり、茎はヒョロヒョロ、もうすぐ枯れそうです。暑さもマシになってきたので、ミユキめだかの稚魚を泳がせてしばらく様子を見たいと思います。
枯れる原因は?
ホテイアオイが枯れる原因から考えてみると・・・
- 日照不足
- 夏なら水温が高すぎる。蒸れる。
- アブラムシなどの害虫に栄養分を吸われてしまう
- 栄養不足
- 冬なら水温の低下と日照不足。基本的に冬には枯れる1年草
★まず考えられるのは日照不足。
★次に高温か、ヒョロヒョロで色が薄くなっていたことから栄養不足もありえるかも。
★直射日光を当てたら溶けたことから、最後は水温が高すぎて蒸れたのかも。
昨年と比べると?
今年のホテイアオイはダメだったけど、去年はちゃんと育ってたんですよ。
2020年は、
- 今年より暑かった。
- 発泡スチロールなので水温が上がりにくかった。
- スダレを稚魚の発泡スチロールにはあまりかけてなかった。
- 水は思いっきりグリーンウォーター。
- 発泡スチロールが大きくて水換えしにくく、足し水中心でほったらかし傾向だった。
2021年は
- 雨が2週間ぐらい続いた。
- 容器は黒いプラスチック製NV BOXで温度が上がりやすい。
- よしずをびっちりかけていた。
- グリーンウォーターは透明になった。
- 水換えし過ぎ傾向。
昨年はホテイアオイが勝手に増えるビギナーズラック、今年は高級メダカもいることから、暑さ対策し過ぎ・手をかけ過ぎたのかも?
ホテイアオイを買った理由は?
そもそもなぜホテイアオイを買ったのかと言えば、「水草と言ったらホテイアオイ!」くらいなレベルで、あらゆるサイトでおすすめされているから。買って当然くらいの気持ちでした。
- メダカの隠れ場所になる
- 産卵場所になる
- 日陰を作ってくれる
- 水質浄化に役立つ
- 暑さに強い
その割にはデメリットもあるんですよね。
- 大きくなりすぎると酸素を吸収して良くない
- 長い根でメダカの泳ぐ場所が奪われる
- メダカが根に絡まって死んでしまう
- 繁殖力が強い外来種だから捨てる時には注意する
- 寒さに弱い。
メダカシーズンになるとホームセンターにはスイレンを始め、いろんな水草が並ぶんですが、どれも高価です。その中でホテイアオイだけが、こんなに大きくてボリュームがあるのに100円で、安くて嬉しいですよね。
でも南向き日陰無しベランダの我が家では、来年もスダレやよしずを使うと思いますし、また日照不足で枯れそうな気が・・・😢だから、もうホテイアオイを買うのをやめようと思います。
産卵床は別に入れたらいいし、日陰はスダレやよしずに任せればOKです。
まとめ これからはアナカリス!
ホテイアオイと並んで、よくネット上で見るのがアナカリス(オオカナダモ)。でも、ホームセンターで見かけないので、またしてもメルカリで300円で買いました。(売上金から買うので持ち出しゼロで気軽に買えるんです)
アナカリスとは
- メダカの隠れ場所になる
- 日陰を作ってくれる
- 丈夫で成長が早い
- 水質浄化に役立つ
- 適当なところでカットするだけで殖やせる
- 冬も越せる
- 大きくなりすぎると酸素を吸収して良くない
- 伸びすぎるとメダカの泳ぐ場所が奪われる
- 成長が早すぎるので時々間引きが必要
- まっすぐ伸びないのでレイアウト水槽には向かない
- 繁殖力が強い外来種だから捨てる時には注意する
アナカリスも同時期に買ってたんですが、よしずの中でも枯れずに、むしろ育っています。ホテイアオイより日差しが少なくても大丈夫なのかもしれません。もちろん条件が合わなければ、アナカリスも溶けていくみたいなんですが、今のところ大丈夫です。
ホテイアオイと比べると、アナカリスは水の中で浮いてるだけなので、地味で目を引きません。
でもホテイアオイが大きくなる時は、中心から新しい葉が出てきて、周りの葉が枯れていくんですが、放っておくと水中に溶けていくので、その前に枯れた部分を切るんですよね。枯れた根がズルっとちぎれてゴミになるのも嫌でした。
でもアナカリスはどんどん伸びていくだけで手間いらず。長くなったら適当なところでカットするだけでOKというのが簡単で気に入りました。
ホテイアオイにこだわらず、これからはアナカリスにします。