今年は偶然、産卵シーズンにミジンコがいます。
たくさん殖えてきたし、稚魚にもミジンコをやってみようか。
特にラメちゃんの稚魚は透明だし、小さ過ぎて本当に見えにくい。ミジンコを食べて少しでも早く大きくなってほしいです。
ミジンコ水槽の様子は?
IKEAのトロファスト白いケースにいるミジンコ達。
●グリーンウオーターを足した後はグーンと殖えて、容器の側面にびっしりミジンコがついています。時々泳いでは、側面にくっついて休むという、まるで水泳の時間みたいな感じでおもしろいです。
●ミジンコがグリーンウォーターの中の植物プランクトンをエサにするので、隣にある元のグリーンウォーターより色が薄くなっています。
●色が薄くなるとエサ不足になって減っていくし、また急に殖えすぎても酸欠でダメになるそうです。
だから、色が薄くなったら、グリーンウォーターを足す、殖えたらメダカに与える、というように様子を見ながら管理しますよ。
ミジンコはいつから与えても良いの?
稚魚(針子)の口が小さいからゾウリムシを与えているのに、大きなミジンコを与えてもいいのか?
実は大きなミジンコ=親ミジンコは針子の口に入りませんが、親ミジンコが産む赤ちゃんミジンコなら食べることができるので、いつから与えてもOK!
小さな小さな針子のうちにでもミジンコを投入して、稚魚水槽の中でミジンコが殖えてくれるとラッキーかも。
稚魚の成長に合わせて、
- グリーンウオーターに含まれる植物性プランクトン
- ゾウリムシ
- 赤ちゃんミジンコ
- 親ミジンコ
と進み、ミジンコを全部食べつくしてしまったら、粉エサ中心で育てるイメージです。
稚魚水槽にミジンコを入れたらどうなった?
●ミジンコを適当に掬って、ラメちゃんの稚魚容器2つに与えてみました。
大きめの針子の容器の変化は?(丸い容器)
●こちらは生まれて3週間ほど、ほんのりピンクがかった稚魚です。
- グリーンウオーターが薄くなった。
- 側面にミジンコはほとんど見えない。
- 底面の藻や水草の近くにミジンコがいる。
- 稚魚は水面よりも容器の側面や底面でエサ探しをしている。
稚魚はしっかりミジンコを食べて、少し大きくなってる気がします。まだ透明だった子もピンクがかってきました
小さい小さい針子の容器の変化は?(四角い容器)
●こちらは透明の小さな小さな針子です。
- グリーンウオーターが薄くなった。
- 側面にミジンコがたくさんいる。
- 底面の藻や水草の近くにミジンコがいる。
- 針子は水面でミジンコの近くを泳いでいる。
針子容器だとミジンコが殖えますね。そのうち全部食べてしまうので、つかの間の共存生活です。
ミジンコを与えるメリットデメリット
メリット
- 栄養たっぷり
- 活餌なので水を汚しにくい
- 稚魚が食べたい時に食べられる
デメリット
- ミジンコを育てる手間
- 稚魚水槽のグリーンウオーターが薄くなる
稚魚をグリーンウオーターで育ててるつもりが、ミジンコを入れるとすぐに透明になってしまいます。またグリーンウォーターを足す→透明になる。あら?あちこち稚魚にミジンコ入れたら肝心のグリーンウォーターが少なくなってきたわ。・・・これは、つかの間の共存生活の間だけですね。
ミジンコ茶こしも復活したよ!
黒いNV BOXなので小さな針子の様子が見えにくいですが・・・。
ここが一番グリーンウォーターが濃かったという理由だけで、サンセット様の針子容器に浮かべました。
たまに茶こしを水の中から出して、すぐに沈めるとミジンコがビチビチ動いているのが見えます。
赤ちゃんミジンコが落ちているかわからないので、時々茶こしを斜めにしてミジンコをやって、また茶こしにミジンコを補給しています。
まとめ
- ミジンコはメリットたくさん!いつから与えてもOK!
- 針子の間だと、ミジンコとの共存生活を見られます!
- ゾウリムシの方が簡単で確実に培養できるので、組み合わせよう!
ミジンコを絶えず供給できるようにと本気になったらダメ。せまいベランダだし、手間もかかるから、適当にグリーンウオーター放り込んで生きてたらラッキー程度で。素人の趣味だから負担にならないように楽しみましょう。