友達のご主人から高級メダカをもらった時のことです。
家の周りや庭に、水槽というか容器が、ずら~っと並んでいました。
家に近い方の並びにはブクブクのポンプが入っていました。
地面には水道からつながったホースがぐるぐるになっていて、容器を洗ったり、その辺を流したりできるのでしょう。
増えすぎた水草が入った容器や、空き容器もいっぱいありました。
なるほど、ここならホースが使えるのかぁ・・・
・・・羨ましい。
ここではマンションのベランダでメダカを飼うメリット、デメリットをお伝えしてから、ベランダならではのポイントを紹介します。
ホースで水をドバーッと流してみたいよ
ベランダで飼うメリット
- 日差しがあるのでメダカや水草に良い。
- 雨の日でも濡れずに世話ができる。
- 水槽に雨水が入らない。
- 鳥や昆虫などに食べられる心配がほとんどない。・・・蚊は、だいたい5階以上は人や荷物と一緒にエレベーターで来ると聞いたことがあります。風に乗って飛んでくることもあると思いますが、基本的に高層にいくほど虫は少ないと思います。鳥はたまにスズメが飛んでくる程度。
- 人に盗難されない。
- 人の目を気にせず、一人の世界で楽しめる。
ベランダで飼うデメリット
- 狭い。
- 電源がない。(最近の良いマンションならあるかも)
- 水道がない。(最近の良いマンションならあるかも)
- バケツの水など多量の水をこぼすと階下に迷惑をかける可能性がある。(階下の洗濯物にかかったら大変!)
- 排水口が隣家と共同・・・(‼)
マンションのベランダならではの注意点
- 狭いのは仕方ないので、メダカも道具も増やし過ぎない。
- 電源が無いのでブクブクは無し。水槽に入れるメダカの数を少なめにし、こまめに水換えを。
- 水道がないので、バケツで室内からせっせと水を運びます。室内にもベランダにも水をこぼさないように気を付けて。
特に排水口が共同の場合は
マンションのベランダは各部屋に排水口がついていない場合があるそうです。
うちは、たまたまベランダの片側に排水口があったので、安心してメダカを飼えてます。
もし、うちに排水口が無かった場合、水換えの時に緑の藻やフンの混じったグリーンウォーターがお隣さんの家に流れていくと考えると・・・
これは、ちょっとマズイですよね。
うちのベランダの排水口周りです。
実はお隣さんはお花をたくさん育ててる方で、水やりの水がこちらに流れてくるんですね。
水だけじゃなく、土や枯れた花や葉っぱもちょくちょく流れてきます。
でもお花だし、マンションだし、とても良い方だし、これくらいは許容範囲だと思って掃除しています。
私なりの工夫として、土や葉っぱが排水口まで流れていかないように、古タオルを切って、溝に2か所置いています。
左下は泥水が排水口の方に曲がらず直進(この写真の下の方へ)して来るのを、排水口に誘導するため。
右側は、タオルで軽くせきとめて、隣から流れてくる泥や葉っぱと水を分けてるつもり。
ダムみたいにならないように、タオルは隙間を開けて置いています。
あと、うちの水換えのグリーンウォーターが遠くに流れていかないように。
もし、ベランダに排水口が無かったら・・・どうするかな。
- 水槽をあまり増やさないように、
- 水換えする日をずらして一度に大量の水を流さないように、
- 飼育水がなるべく緑にならないように、
- フンやごみは網で濾してから、
- なるべく雨の日に水を流す、
- あいさつなど人間関係は円滑に、くらいしか思いつきません。
- もしかして、室内飼いで洗面所とかお風呂場に流す?
ちなみに私も、メダカの水換えをする時には、少しでもゴミを排水口に流さないように、いったん網で汚れを濾して捨てるようにしています。
実際マンションのベランダで飼うのは少し気を使いますが・・・趣味の範囲でやってる分にはそんなに心配しなくても良いのかなと思います。
あと、引っ越す時には排水口がある部屋の方がいいなと思いました。(予定はないけど)