あれ、この頃ホテイアオイが黄色っぽい気がする、葉っぱが茶色くなってきた、と思ってたらどんどん汚い感じになってきました。
よく見たら枯れた葉っぱが水の中に溶け落ちてゴミみたいになっています。
あんなに青々と元気だったホテイアオイが、なぜ枯れるのか、どうしたら元気になるのか、について調べてみました。
ホテイアオイは日差しを好む強い水草
ホテイアオイは強い日差しが大好き。反対に冬の寒さでは枯れてしまうことが多いです。
丈夫で次々子株を伸ばして増えていきます。
ホテイアオイを水槽に入れておくと、日陰を作ってくれたり、メダカの隠れ家になったり、根がメダカの産卵場所になったり、日中は酸素を供給してくれたり、と大活躍。
でも大きくなりすぎるとメダカの泳ぐスペースを圧迫したり、夜になると水中の酸素を消費するので入れすぎは良くないようです。
枯れる原因は?
- 日照不足
- 夏なら水温が高すぎる。蒸れる。
- アブラムシなどの害虫に栄養分を吸われてしまう
- 栄養不足
- 冬なら水温の低下と日照不足。基本的に冬には枯れる1年草。
元気にする方法は?
- ホテイアオイは日差しを好むので、日が当たる場所に移動させる。外の方がよく育つ。
- 夏は水温が上がり過ぎないように深い容器を使ったり、風通しを良くするために簾などを利用する。
- アブラムシは水に弱いので、しばらくホテイアオイをバケツの水に沈める。
- メダカの排せつ物がバクテリアの働きで栄養になるので水換えのし過ぎは良くない。
- 冬は室内に置き、日差しや照明も当てる。枯れても春になって復活することもある。
原因はアブラムシ(害虫)だった!
アブラムシといえば、黒いと思っていましたが、うちのホテイアオイにくっついているのは赤っぽい虫です。蜘蛛の巣みたいに網がかかっていて、そこをありの行列みたいに上下に移動しているように見えます。
これが、ホテイアオイの栄養を吸っていたんですね。
アブラムシなどの害虫は水草についているのに水には弱いそう。だから、何日か水に沈めておくと退治できます。
対策 枯れた部分をカットして水に沈める。
網で静かに水の中に押し沈めると、小さな虫が水の中でおぼれているのでしょうか、メダカが寄って来てパクパク食べます。
ひっくり返すと、葉っぱの付け根の丸いふくらみが茶色くぶよぶよになっているのを見つけました。ここがダメになったら、水中の根から養分がもらえないのでカット。
葉っぱも茶色になり過ぎているものはカット。ホテイアオイは、ずいぶんすっきりと言うか、小さくなりました。
完全にホテイアオイが空気に触れないように、(虫が呼吸できないようにするため)ザルで浮いてこないように水の中に沈めました。これは、ダイソーの200円商品の手つきザル、持ち手がついていると何かと便利です。
数日~1週間くらい経ってザルをどければ、もうアブラムシは駆除済み。根が元気なら、ホテイアオイは元気を取り戻していきます。
結果 どうなった?
小さくカットしたホテイアオイを水の中に沈めて10日ほど過ぎると、新しく真ん中から葉ができてきたのが1つだけ、あとは残した丸い部分がぶよぶよになってきて、触ると根がずるっとちぎれてしまう状態。葉も茶色い部分をどけたものの、もう同じ葉では復活できないのか枯れていくばかり。
水に沈めたら確かにアブラムシはいなくなったけど、ホテイアオイが必ず復活するとは限らないようです。この真夏の暑さも悪条件だったと思います。
このまま様子を見るよりも、100円の元気なホテイアオイを買った方が良いのでは?狭いベランダの貴重な容器に、枯れかけたホテイアオイを入れておく時間も場所ももったいないのでは?
ということで、ホームセンターで100円のホテイアオイを2つ買ってきました。真夏のぬるま湯にぎゅうぎゅう詰めに入れられていて、少し元気はなかったけれど枯れてはいません。
少しお金がかかっても、買いなおした方が時間も場所も無駄にならないと思いました。
ホテイアオイが元気に復活したと言いたかったのに、すみません😞😞
★買いなおしたホテイアオイは、この後どうなったでしょうか?今度こそ、枯れずに夏を越せたでしょうか?続きの記事はこちらをクリックしてください。
★メダカが「病気かもしれない」と思ったら、初心者さんなら誰でも一度は使ってみるお薬「グリーンF」についても記事にしました。困った時の参考になれば幸いです。