ここ数年話題になってるカッター付きバターケース。
気になっていたものの、我が家ではバターはパンやお菓子を焼く時だけ使う特別なもの、基本はマーガリンだったので買っていませんでした。
ある日、特に欲しい物がないなぁと見ていたカタログギフトの中に、このカッター付きバターケースがあったので注文してみました。
バターとマーガリン、何が違う?
美味しさはもちろんバターですが、日本乳牛協会のHPを見てみると、原料も栄養成分もずいぶん違うようです。
バター
- 原料は牛乳の乳脂肪のみ
- 牛乳からクリームを分離・攪拌・固めたもの
- 旨味や風味やコクがある
- 良質の乳脂肪とビタミンAが豊富
- 加熱しても風味が損なわれにくい
- 冷やすと固くなる
- 高価
マーガリン
- バターの代用品として作られた加工品
- 原料は植物性油脂80%以上
- 植物性油脂に水・食塩・乳成分・ビタミン・乳化剤・着色料を加えて固める
- あっさりした味わい
- 冷やしても固くならない
- 安価
ファストスプレッド
- マーガリンのうち、油脂分が80%未満のもの
- 油分が少なく水分量が多いため、より柔らかい
- 果実やチョコレート味など味付けしてもOK
- 安価
☆カロリーはどれもほぼ同じ。
☆体に良くないとされているトランス脂肪酸はバターの方が少ない。でも、たくさん食べるわけではないので影響なし。
バターは美味しいけど高価だし、パンに塗りにくいしね。せめてファットスプレッドよりマーガリンと書いてある方がいいかな?とラーマを使っていました。でもカロリーは同じなのに、栄養が全然違うのにびっくり!できればバターを使いたくなりますね。
カッター付きバターケースの良いところ
バターが高価なのは仕方ないとして、固くてパンに塗りにくい点を克服したのがこちらの商品。
バターケースの中にワイヤープレートが入っていて、室温にしたバターをワイヤーに押し付けると、5グラムずつに切り分けられるんです!
切った後はそのまま蓋をして保存できるので、いちいちワイヤープレートを片づける手間も無し。
付属のバターナイフがついているのも便利。先がフォーク状になっていてバターを突き刺せるようになっています。
少し気になったのは
- 室温に置いておく時間がかかる→まだ固かった、と数回トライ
- 均一にバターを押し付ける力加減
でもそれ以上に、人の手でこんなにきれいにバターを切り分けられないので、とても良いと思いました。
トーストが美味しくなった!
マーガリンからバターに変えたら・・・。
うん、トーストはやっぱりバターでしょう!という感じ。
切り分けたバターが薄いのでトーストの上に置いてもすぐに溶けるし、使い勝手抜群です!
朝のトーストが楽しみになりました。
ジャムトースト
普通にジャムを塗っても、バターの塩気で美味しさアップ!
明太子トースト
明太子とバターを3対1の量で混ぜ、パンに塗ってから焼きます。
あんバタートースト
久世福商店のあんバター
これ甘さ控えめでとっても美味しいですが、ちょっとバター風味が弱いんですよね。だからバタートーストに塗るとバターの風味と塩気がプラスされてかなり美味しくなります!
(私は日用品をロハコで送料無料になるようにして買うのですが、そこで270グラムのあんバターを買っています😊)
クリームチーズトースト
バタートーストにクリームチーズとアガベシロップや蜂蜜などをかけると最高に美味しいです。
まとめ
マーガリンをバターに替えるきっかけになったカッター付きバターケース、とても便利でおすすめです。
今までは、トーストにゆで卵やハム、野菜を載せてマヨネーズをかけたり、ピザトーストにしたりすることが多かったのですが、バターにするとちょっと甘い系のトーストが美味しく感じます。
でも、カロリーが気になるのでほどほどに・・・。
5グラムと言う大きさは、トーストにもホットケーキにも、料理にだって使いやすくて便利だと思いました。
トーストが美味しくなったのはもちろん、バターの香りでちょっとリッチな気分にもなれました。
●私はカタログギフトだったのでヨシカワというメーカーですが、上の商品写真の箱には曙産業とも書いてあるので、曙産業で検索しても同じようなものが出てきます。
値段は1000円程度と買いやすい値段ですね。