午後はとりあえず春秋唐園アタック。撮影所はどこも17時閉園で、もし春秋唐園に入れなかったら他の撮影所に回るため大急ぎです。ホテルにチェックイン後、持っていたクッキーを食べて即DiDiタクシーを呼びました。
DiDiタクシーで春秋唐園へ

秦王宮目の前のホリデイインホテルから春秋唐園まで8.5元=約200円ほど。約5分で着きます。ホテルの前にタクシーが来るので乗るのも簡単。
いよいよ春秋唐園へ
春秋唐園は他の撮影所のようにテーマパーク化されていないので、入れるかどうかはその日の運次第というレアな撮影所。ダメ元で翻訳アプリの「入場できますか?」を係の人に見せると、何とあっさりOK!
事務所に入って入場料158元(約3500円)をアリペイで払いました。次に許可証をもらうのかと思ったらスマホで写真を撮られて、「今からこの二人が撮影所に入るけど気にしないでね。」と現場の誰かに送信したような感じでした。

春秋唐園の中は南城、北城、唐園、1号山、2号山とロケ地がありますが、山に行く時間は無いので街並みだけ見て行きます。ちなみに地図はこの看板だけ。役者さんやスタッフが乗った大きなバスが何台も出たり入ったりしていました。どこかで絶対撮影してるはず。撮影は見たいけど、封鎖されて入れないのも困る。とりあえず時間との戦いなので急ぎます。

すんなり入れてくれました!憧れの春秋唐園に入れるなんて嬉し過ぎます。
南城

撮影所の入り口に一番近いのが南城。ドラマで見たままの景色が広がっています。あちこちに小道具も置いたまま。嬉し過ぎる!

こっちがよくドラマに出てくる道ですね。撮影の時は、もっともっと飾りつけが増え、通行人の役者さんがいっぱいで凄く賑やか。

私たちの他には誰もいない貸切り状態のロケ地、なんて贅沢なんでしょう!でも、あちこちで撮影しているので、スタッフの人に時々手で払われながら、見えるところを必死で回って行きました。このお屋敷もどこかで見た気がする・・・。
「芸汐伝 (ユンシー伝)」の秦王府

あった~!一番来たかった秦王府!ここはチャン・ジャーハン様とジュー・ジンイーちゃんが主演のドラマ「芸汐伝 (ユンシー伝)」と「如意芳霏(にょいほうひ)」で出てくるお屋敷なんです。

あんなに素敵だったのに、今はちょっと謎にリフォームされています・・・。でも、二人が演技してた場所に来られただけで良し。

最初に来た時は撮影中で入れなかったんですが、帰りに寄ったら撮影が終わっている感じでした。思い切って中に入ってみると、左奥でまだ撮影している気配がありました。

あちこちにスタッフやエキストラさんが休憩していて撮りづらい・・。でも誰も私に反応しないので、さっと写真を撮らせてもらうことに。もっとゆっくり見たかったなぁ。
「如意芳霏(にょいほうひ)」の傅府と「陳情令」の清河聶氏

秦王府に続いて行きたかったお屋敷がここ。ウサギの耳みたいな特徴的な門なのですぐに探せました。

ここは如意芳霏(にょいほうひ)の傅府で、陳情令の清河聶氏でも使われているお屋敷です。色によってぜんぜん印象が違います。

ここも昼間は撮影で入れませんでしたが、夕方なら少し中に入れました。上の写真の緑のシート近くに役者さんが座っています。

ドラマでよく出てくる家があると思ったら、撮影できるほどの大きなお屋敷は限られているので、ドラマのたびにリフォームしてイメージを変えてるんですね。
「陳情令」の精舎

最後のお目当ては「陳情令」の精舎。残念ながら、ここはずっと撮影中で夕方になっても入れませんでした。奥に雅室もあるのに。
北城

だだっ広い原っぱの向こうに北城の城門がありました。この門はドラマで軍隊の凱旋や時には飛び降りの場面などで出てきます。

城門をくぐると賑やかな通りが一本道で続いていました。

この日北城では撮影が無く、多くのスタッフが建物の前で木を切ったり、組み立てたり大掛かりに作業していました。誰も私たちに目もくれないので余裕で写真を撮りまくれました。
「陳情令」のおんぶ橋

右側に有名な橋が見えてきました。「陳情令」で藍忘機(ラン・ワンジー/ワン・イーボー君)が魏無羨(ウェイ・ウーシエン/シャオ・ジャン君)をおんぶした橋です。

このドラマの大ヒットで二人はトップスターへ。男同士の友情が素晴らしかったです。

ウー・レイ君の「長歌行」でも北城がたくさん出てきます。ディリラバ様より若すぎてカップル感は無いけど、草原の将軍設定で長髪がめちゃカッコいい。チャオ・ルースー(趙露思) ちゃんも リウ・ユーニン(劉宇寧) 君も出ています。

橋の上からの景色。誰もいないので両側の2階も歩き放題。中は空っぽでした。

夜になると照明で別世界。

後はずっと一本道で最後の門を越えたら唐城が見えてきます。ここは本当に誰もいない。
唐城

大きな門が見えてきました。作業している人があちこちにいました。

この5つの入り口がある門は本当によくドラマに出てきます。感激!

この門を抜けると、ドラマでお馴染みの華やかな通りがありました。

ほとんどこの道で撮影している感じです。

唐城の道には鳥居のような門がたくさんあって印象的。年代によってデザインは変わるけど、これがあれば唐城ですね。
「長月輝伝」の葉府

ここはドラマでよく登場するお屋敷。ユンシ―伝のユンシ―の実家、韓府(ハン府)。長月輝伝の夕霧の実家、葉府など。山河令の丘陽派もここでした。
「慶余年」の沈府

こちらもよく見るお屋敷。慶余年の沈府です。さっきのお屋敷との違いは、入り口の石段が二段階になってるところ。

一番立派そうなお屋敷が大掛かりな工事中。少しだけ横から入らせてもらうと、どの部屋にも家具や調度品がびっちり入って、これから始まる撮影の準備中って感じ。

一番奥には曲線の渡り廊下が印象的な建物がありました。この右側に古い家が密集しているエリアがあって、ここも陳情令の撮影地だそうです。

あちこちで撮影&工事中。お屋敷の前にトラックや車が停まっていたり、作業している人、休憩している人がいて写真を撮るのもなかなか大変でした。西日が凄くてスマホが見えない。

ドラマの世界そのもので感動!行ったり来たりで約3時間歩きっぱなし。自由に見せてくれて本当にありがたかったです。
まとめ
- 横店にある春秋唐園は予約不可。当日行って、入れたらラッキーな撮影所
- 入場料は約3500円
- あちこちで撮影しているので入れない場所もある
- ドラマのたびに建物を改造(リフォーム)しているのでイメージと違う場合もあり
- 飲み物持参。トイレは利用しなかったけど、聞けばあるはず
横店への移動はこちらの記事です。


