横店影視城 秦王宮で撮影現場に遭遇!ヒロインは本当に可愛かった!

宿泊しているホリデイインホテルから朝8時オープンの「秦王宮」へ歩いて向かいます。午後は「清明上河図」に行く予定なので、とにかく時間の無駄なく動かなければ。ついにドラマでよく見た「あの通路」「あの廊下」「あの階段」に行ける日がやってきました。嬉しい!

入場

私は横店影視城の2デーパスポートで3カ所=秦王宮・清明上河図・明清宮を回る予定。昨晩のうちにトリップドットコムでチケットを予約しているのでパスポートを見せて入場するだけ。簡単で早い!

門をくぐったら、ここで撮影したドラマや俳優のパネルが飾られています。人が少ないうちに早く進もうと思っていたのに、ここでまず足が止まってしまう・・・。向こうに見えるのが泊まっているホリデイインホテル。本当に目の前にあってオススメ。

今、勢いのあるスターがわかります。もちろんヤン・ズーちゃんやディリラバ様など女優パネルもありました。中国14億人から選ばれたスターは美男美女揃い。

スターの手形がいっぱい。シニアですけど・・・、手を合わせて満足。

緑の広場

中宮門前で朝一のお迎えセレモニーがあって多くの人が見ていましたが、その隙に両脇の壁の裏側に向かいます。絶対行きたいところがあるんです!

蘭陵王の雪舞が射られた場所

まず左側へ。私が初めて見た中国ドラマが当時「GYAO(無料の動画サイト)」で見た「蘭陵王」でした。主題歌からカッコよく、お屋敷も衣装も豪華で中国のイメージがガラッと変わりました。ここは最終話で雪舞が皇帝に射られる場所です。

星漢燦爛(せいかんさんらん)の棒打ち刑場

次は右側へ。ここは「星漢燦爛(せいかんさんらん)」の棒打ち刑の場所。UNEXTで背景に映る建物まで予習してきたので、左側が「蘭陵王、右側が星漢燦爛のロケ地だとすぐにわかりました。このドラマの街は都匀秦漢影視城で撮影されています。横店で見えなくて残念です。

次はいよいよ中宮門。ここをくぐったら「あの通路」です。

あの通路

ついに来た~!ここです。ここです。ドラマでよく出てくる「あの通路」が今、目の前に!

「ユンシー伝」でチャン・ジャーハン様とシュー・ジンイーちゃんが馬に乗っていましたね。

反対側は雪のシーンなどで使われるため地面が違います。コスプレ客(レンタル衣装を着た観光客)の撮影が長いので、人がいないタイミングを見て写真を撮らないといけません。

四海帰一殿

中宮門を抜けると、またまた、来た~!大きな大きな四海帰一殿。秦王朝の繁栄が想像できます。この日は何かセレモニーがあるらしく、スタッフが赤い装飾を取り付けていました。

「慶余年」でも四海帰一殿が名前もそのままで登場していました。階段は99段。これを上がったり下がったりする家来は大変ですね。「四海帰一」とは「天下統一」という意味で、秦の始皇帝が天下を統一したことからきています。

四海帰一殿の中は少しの展示とレンタル衣装店、お土産ショップなど。

四海帰一殿の階段前には、ここで撮影されたドラマの簡易セットが並んでいました。今、一番良い場所でメインに推してるのは蓮花楼のようです。

「琅琊榜(ろうやぼう)」の階段

四海帰一殿の中に入って、右に抜けると赤い階段がありました。ここは「琅琊榜(ろうやぼう)」の梅長蘇(ばいちょうそ)が庭生(ていせい)と出会うところ。

中国ドラマは美しい登場人物やお屋敷、衣装などで楽しめるけど、実は「ストーリーはどうなの?」と思うことも多い。でも「琅琊榜(ろうやぼう)」は脚本が緻密で伏線をきちんと回収してくれる超名作。俳優も演技派ぞろいでおススメの作品です。

「琅琊榜(ろうやぼう)」の宮殿や屋敷は象山影視城なので、ここで見られなくて残念でした。象山影視城は山崎賢人さん主演の日本の映画「キングダム」のロケ地でもあります。

赤い廊下

ここもあらゆるドラマで出てくる赤い廊下。たくさんの作品のパネルがあるので、歩くだけで楽しい。

撮影に遭遇!

四海帰一殿から左側の赤い廊下を歩いていると、何やら人だかりがありました。離れた位置から望遠レンズで見ている数人のファン達。やったー。撮影ですね。

近づいてみると撮影の真っ最中。カメラが向こうの壁に向いているので、スタッフも観光客を追い払ったりせず、たまに口に指をあてて「静かに」のジェスチャーするくらい。スマホで撮影してる人も多かったので「なんて寛容なんだ、では私も。」と写真を撮っていると、

可愛い女優さん(多分、準主役)がこちらを見てアピール。スタッフさんに動画を撮ってもらってSNSにアップするようでした。かわいいなぁ。向こうに将軍がいるし、黄色い衣装の長髪の人がきっと主役の王子様かな。自分の出番以外は台本を読むかスマホをさわるかしています。時々、ドラマだとあり得ない身分の組み合わせで談笑したりしておもしろかったです。

次に主役のお姫様がみんなの前に来てファンサービス。マジですか?手を振ったり、順番に2ショット写真まで撮ってくれました。中国人に混ざって一緒に撮ってもらい感激する私達母娘。

主役の圧倒的可愛さよ。オーラが凄い。輝いています。今は誰かわからないけど、きっとスターになっていくはず。

中国ドラマは台詞の吹き替えが一般的なので、周りに少々音がしてても寛容でした。吹き替えは声が合ってなくてイマイチなことも多いけど、ロケの時は便利ですね。

残念!漢街に行けなかった

秦王宮の漢街は非遊覧区域と書いてあったので入れませんでした。ここに「山河令」や「陳情令」の宿=如意芳霏(にょいほうひ)の如意堂=「九齢公主」の九齢堂などすごくドラマに出てくる建物があるんです。左上の立派な建物は「長月輝伝」のれい星殿です。

入り口の門には鍵がかかっていて、隙間から覗いたのが下の写真。スタッフがカメラを立てたり、衣装を運んだり撮影の準備が始まっていました。入りたかったなぁ。

CHAGEEでお茶

秦王宮入り口には豫園商街にあったCHAGEEがありました。二つで42元(900円)。朝から歩いて疲れたので甘いものを飲んで休憩します。午後から清明上河図でまた歩きますよ!

まとめ

  • 秦王宮は中国の時代劇(だいたいフィクションなので古装ドラマと言うことが多い)で必ずと言っていいほどよく登場するロケ地
  • 特に両側に壁がそびえ立っている通路の登場率が高い
  • チケットはトリップドットコムで予約すると、パスポートを見せて入場するだけで簡単
  • トイレは和式でペーパー無し

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