2021年にキッチンのビルトインガスコンロをリンナイのリッセ（Lisse）に交換してから、そろそろ２年経ちます。
とにかく掃除のしやすいガスコンロに替えたい！と思っていましたが、ずっと快適に使えていますよ。リンナイのリッセ（Lisse）を選んで本当に良かった！
以前が片面グリルのホーロートップコンロだったので、どれに替えても感動したのかもしれませんが、実際に2年間使った感想と、汚れ具合もご紹介します。
2年間使って良かったところは？
ガラストップは掃除が簡単
ガラストップ天板は、調理後にさっと拭くだけでキレイを保てるのがとても良いです。前のホーロートップコンロでも同じように拭いてたはずなのに、いつの間にか焦げ付いて汚くなっていました。この差はどこから来るかというと、元々の素材の差が大きいです。
ガラストップ
- 強度・耐熱性に優れた結晶化ガラス
- 水分・油分を弾く
- 耐久性が高い
ホーロートップ
- 鉄板にガラスの釉薬を焼き付けたもの
- 時間が経つと塗装がはげたり、錆びてしまう
- 耐久性が低い
15年前のリフォーム時には知識もこだわりも無く、予算の関係で「普通のコンロ」をお願いしてたんです。年数が経つにつれ素材の善し悪しが出てくるので、素材部分はケチったらダメでした。汚くなったのは掃除のせいも少しあるけど・・・、根本は素材が違うと知って安心しました。
●もしもガラストップ天板が凄く汚れてしまったら・・・リンナイのガラストップは、汚れを擦り取るスクレイパーの使用が可能で、焦げ付きなどを一気に剥がすことができるんですって。
※ノーリツ、パロマのガラストップ天板は、特殊コートが施されているため、スクレイパーの使用は不可。詳しくは、こちらの記事をどうぞ。
両面焼き＆タイマーが便利
それまでは受け皿に水を張り、魚を片面ずつ焼いてひっくり返していましたが、時々身が崩れたり、焼き過ぎて焦げてしまったりすることも。でもリッセの両面焼きグリルなら、ボタンを押すだけで自動で魚が焼けて超便利。
オーブンみたいに上からも下からも熱が舞うので、ココットプレートでチキンや野菜もタイマーで焼けます。フライパンで焼くのとは別物の美味しさですよ。
○直火なので電気オーブンより
- 仕上がりが早い
- 余熱の手間がない
○でも、オーブンより狭いので
- 一度に作れる量は少ない
ココットプレートに鶏もも肉1枚と野菜を適当に散らしてから、思いっきり塩コショウしてオリーブオイルを回しかけ、タイマーで約15分ほど。上の写真は1枚づつ2回焼いて盛り付けています。パーティーに便利ですよ。
魚を焼いても臭わない
以前は魚を焼くと、カウンターキッチンからリビングへ魚の臭いが漂っていました。それがリッセにしたら、「グリル庫内の後方に専用バーナーを搭載。焼き魚などの調理時に発生したニオイや煙を焼き切ります」ということで、ほぼ臭わないんです。素晴らしい。
グリル使用時、天板が熱くならない
狭いキッチンではコンロの上に物がはみ出ることも。
以前グリルをつかっている時に、ちょっとタッパーの蓋とかビニールがホーロー天板の上にはみ出ていると、あっという間に変なニオイがして、タッパーの蓋が熱でへなへなになったり、うっかり天板に手が触れたら「熱っ」となったりしていました。
それがリッセにしたら、「裏側に装着したアルミパネルが熱を分散する」らしく、グリルを使っていても熱くならないんです！もちろん温かくはなっていますが、普通に天板を触っても大丈夫。凄く安全だと思います。
ちょっとイマイチなところは？
五徳が外れやすい
リンナイの五徳の特徴は、
- 軽くてすぐに外して天板が拭きやすい
- 表面積が小さく掃除しやすい
- 黒で焦げが目立たない
おおむね満足なんですが、軽くて外れやすいとも言える・・。ちょっとの衝撃で外れてセットし直すんですが、五徳の上下を合わせる突起が小さくて見えづらい・・・。時々イラっとしつつも、そこは冷静に、「重くてしっかりした五徳より掃除が簡単だから仕方ないよね。」と言い聞かせてセットしています。
トースターの代用はできる？
リッセを選ぶ前に、いろんな口コミやブログ記事を読むと、
- 鍋で炊飯できるから炊飯器を断捨離した
- グリルで食パンも焼けるしフライの温めもできるからトースターを断捨離した
という声を発見。特にトースターはグリルで代用できるという声が多く、ポップアップトースターだけでなく、オーブントースターを処分したという人も多いようでした。
答えは人それぞれ 私は代用できなかった
私は「温める」という時にオーブントースターをよく使うので、代用できない派でした。
- クロワッサン・バターロールなど、高さのあるパンを温めたい
- 冷凍のパンをレンジしてからトースターで軽く温めると焼き立てみたいになる
- 一人分ちょっとコロッケを温めたりする時に便利
- 食パンの焼き具合にもそれぞれ好みがあるので、様子を見ながらの方が加減しやすい
また、我が家の朝はお弁当と朝食の準備で狭いキッチンの上に物がいっぱい。tower排気口カバーの上にも物が載ってることが多く、これらを全部どけてからパンを並べ、点火・トースト・焼き加減を選ぶより、トースターにパンを並べてタイマーをくるっと回す方が動作も簡単でした。
食パン中心の人や、あまりパンを食べない場合は代用できそう。置き場所や掃除の手間・使用頻度・電気代など、何を重視するかによって人それぞれですね。家族の人数や年齢も関わるかな。今の私は手放せなかったので、適材適所で使っていこうと思います。掃除が楽になるように受け皿にはアルミホイルを巻いています。
２年経って汚れ具合は？
ココットプレートを使っているので、2年使っても、グリルの中はけっこうキレイを保っているような気がします。使う時には食材のこびりつき防止で油を塗るので、その油や食材の油がプレートに焦げ付いてしまいます。こすり過ぎるとコーティングがダメになるので少々汚れていても仕方ないですね。
ずっと、グリル使用時以外は排気口カバーには汚れ防止のアルミ箔をつけて、その上にtowerの排気口カバーを置いた状態なので、カバーやゴミ受けは汚れていません。
普段は天板と排気口カバーだけざっと拭いて、グリルを使ったらプレートを洗って、たまに側面プレートや五徳を洗うくらい。あいかわらず掃除は苦手だけど、ガラストップがすぐ綺麗になるのでモチベアップしますよ。
まとめ
ガスコンロは毎日使うので、ストレスなく使えるのがとても大事です。
2年前に、スマホと連動してくれるほど凄くなくていいから、
- 天板がガラストップ
- グリルの煙や臭いをカットしたり、天板が焦げ付きにくい
という今どきの高機能はついているミドルグレードのリッセ（Lisse）を選んで本当に良かったと思っています。ガスコンロは値段の違いが品質の違いであり、使い勝手そのもの。掃除の苦手な人ほど、素材選びが大事だと思います。この記事が、どなたかのコンロ選びの参考になったら嬉しいです。
良かったら、2年前、リッセに決めた時の記事もどうぞ。
リンナイのHPです。リッセの詳細はこちら
木工ボンドを使って掃除しました。
