突然、ママ友から「お父さんが、このメダカいりませんか?って。」とラインで写真が届きました。
おお、これは三色!以前、孫のお下がりをもらいに行った時にご主人に偶然お会いして、確か「紅白ラメの次は三色にしようと思って買ってきた。」と見せてもらった記憶が。
あの数匹の親魚から、見事に子メダカがいっぱい殖えたんですね!
今年は夫(メダカ営業担当)の退職に備えてメダカを減らす予定だけど・・・、三色なんて、そりゃ、もらっちゃいますよね。
三色メダカとは?
- 錦鯉のような「赤・白・黒」の3色のメダカ
- 色の濃淡、色の比率、模様の入り方など1匹ごとに違う
- 色や模様以外にも鱗が透明なもの、身体にラメがあるもの、ミユキ系のように光るものなど、バリエーションも多い高級メダカ
三色メダカの容器のオススメは?
三色に限らず、メダカの飼育容器は、
- 水面が広い
- 水量が多い
- ある程度深さもある
というものが良いのですが、三色の場合は、特に、錦鯉のような模様がきれいに見えるように、
- 上から見る容器
- 黒い容器
が良いそうです。
三色メダカの育て方は?
基本的に普通のメダカと同じですが、高級なメダカなので
- 色揚げ効果のある高級エサや、活餌をやる
- 一戸建てなら盗難防止に気をつける
「初心者は手を出すな」の理由は?
- 高価
- 簡単に手に入らない・・・専門店やブリーダーから購入する
- 繁殖が難しい
- 選別が難しい
三色は繁殖しても固定率が低く、高価な親魚を選んでも、三色の子が産まれるとは限りません。白と黒の二色だけ、白と赤の二色だけ、ほぼ赤だけ、など様々です。
でも、例えば白黒だからハネてもいいかというと、三色の遺伝子を持っているので、次の世代に赤が出る可能性があるんですね。
また、三色あったとしても、色の濃淡や比率、模様の出具合などが1匹1匹違うので、その中からまたキレイなメダカを選りすぐって次の繁殖へ向かいます。稚魚から親魚選びまで選別の連続!初心者にはこの選別が難しいですよね。
こだわったらキリがない!マニア向きのメダカですね。
名人のお宅訪問!
大きな容器が家の周りにいっぱい並んでいます。2021年は紅白ラメがたくさんいましたが、今は三色が主力になってました。すごくたくさんいるけど、ここにいるのは去年の秋に、まだ小さくて譲れなかった子達なんですって。
どこも水がキレイなのが印象的。こんなに数が多いのに1週間に1回は水換えするそう。汲み置きの水もいっぱい置いてありました。おかげでメダカは、くるくる泳いで元気いっぱい。
秋生まれの小さいメダカは室内で越冬したそう。退職して趣味をめいっぱい楽しんでらっしゃいますね。
「三色には手を出すな」と言われるくらい、繁殖しても、なかなか思うような三色にならないのが難しいところ。だからキレイな三色を求めて親を選び、稚魚もたくさん育てる必要があるんだ。場所も手間暇もかかるけど、そこが楽しいところでもあるね。
そして、いよいよ三色を掬ってくれました。急に白い容器に入れたので体色が薄くなってしまいましたが、落ち着いたら戻るそうです。
NV22にお迎え
三色様を我が家では一番大きなNV22容器に入れることに決め、前もって、そこにいた紅白ラメちゃんをお譲りして場所を空けました。汲み置き水を入れ、他の容器から飼育水を少し投入して準備OK。
赤・白・黒の三色様だ~。高級感ある~。狭いけど我慢してね!
まとめ
- 三色メダカは、錦鯉のような「赤・白・黒」の3色の高級メダカ
- 模様がきれいに見えるように、上から見る黒い容器がおすすめ
- 飼育や繁殖にも手間暇かかる玄人好みのメダカ
一戸建てだと、メダカのお世話中に道行く人に話しかけられて、メダカ談議になるのが楽しそうでした。ご近所さんにもメダカの輪が広がっているそうです。私はベランダで黙々と一人の世界なので大違いですね!その代わり、どんな格好でも平気ですよ。
●こちらのお宅で2021年ゾウリムシを分けてもらった記事です。「このゾウリムシ、今もいるんですよ。」と言うと「凄いですね!」と褒めてもらいました(^▽^)/