9~10月は「寒くなる前にメダカを大きく育てる時期」ということで、よっぽどの暑い日や午後以外はよしずを開け、エサをたくさんやっていたところ・・・。
メダカ達は元気に泳いでいるのですが、水槽の中のアナカリスに異変が!
秋と言えど、うちはマンションの南向き日陰無しベランダなので、天気のいい日には水温30度以上になることも多いです。そのうえ、よしずやスダレをかけ忘れることもあったりして、アナカリスが高温にやられて葉の一部が変色してしまいました。
よく見ると、緑のネバネバ、モヤモヤした糸みたい藻がアナカリスの周りにくっついています。これがアオミドロか、と思いつつ、アオミドロが殖える原因と対策を調べてみました。
アオミドロとは?
アオミドロは細い糸のような藻で、水草に絡みついていたり、水槽の側面にモワモワとくっついていたりします。凄い繁殖力なので、放っておくと水槽の中にアオミドロだらけになってしまいます。
一応植物なのでメダカに直接の害はないのですが、アオミドロのせいで泳ぐ場所が狭くなったり、絡まったり、見た目も悪かったりするので、できれば除去したいものです。
元気そうに見えたアナカリスが、アオミドロにべったり絡みつかれて枯れそうで心配です😢
発生する原因は?
富栄養化している
アオミドロは、水槽内に栄養が多いほど繁殖します。
メダカのフン、エサの食べ残しなどで、植物の養分になる窒素・リン酸が豊富になりますが、水槽の中の水草が吸収しきれないほど養分が多い状態ということですね。
日当たりが良く高温である
アオミドロも植物なので光合成をして成長します。日当たりが良く、高温ならどんどん繁殖します。
どんな対策があるの? 簡単に実行できる?
植物の液肥や肥料を止める
→ 元からやってないのでOK.
メダカのエサを少なめにする
→ 気温が下がるとだんだん減らす予定。
遮光する。日陰に移す。
→ 排水口の関係で移動は無理かな。もうよしずは片づけたので、スダレをかけて遮光します。
藻を食べるミナミヌマエビを入れる
→ メダカだけで手一杯で、エビまで育てる余裕がないです(-_-;)
手でこまめに取る
→ やっぱり地道に手で取るんですね!😊
水換えを増やす
→ 水換えの他に、時々飼育水をボウル一杯分捨て、同じだけ入れるようにします。
水草はカットして元気な所だけにする
→ 水の中で優しく洗ってアオミドロを取り除く。弱った部分をカットします。
まとめ
いろいろ調べてみたのですが、結局のところ、【水槽に太陽光が当たると必ずアオミドロが発生する】ということ。室内で飼育するなら光量を調節できると思いますが、なかなか外では難しいです。
この夏は高温になるのを避けるためによしずで水槽を日陰にしていたので、あまりアオミドロを心配することがありませんでした。でも、ずっと日陰だとグリーンウオーターが透明になったり、メダカがあまり卵を産まなくなったりしました。
【メダカの成長には太陽がとても大事】とも言うし、せめて気候の良い秋くらい日光を当ててやりたい、寒くなるまでにエサをたくさんやって大きくしたい、グリーンウオーターで育てたいと思ったのですが、それは完全にアオミドロが繁殖する条件ピッタリだったんですね。
メダカ飼育って、「あちらを立てれば、こちらが立たず」みたいなことが多いですよね~。奥が深いです。スダレで遮光しながら、地道に手でできることをやっていこうと思います。