2020年夏、狭いマンションのベランダで6匹のメダカからスタートして約3年。巷には飼育グッズがたくさんあるけど、置き場所や後の処分を考えると簡単に物を増やすわけにはいきません。
メダカを育て始めた時と今現在使っているグッズを比べてみると、飼育ケースこそ増えましたがグッズはほとんど変わっていません。ということは、やっぱり「あればいいけど無くても何とかなる」ってことですよね。
なるべく物を増やさずメダカを育てたい!そんな人の参考になれば嬉しいです。
メダカ飼育グッズ
2023年は三色を迎えてメダカシーズンが始まりました。NV22は3つ、NV13は10個あります。100円のプラスチックケースは日差しで劣化して割れていきますが、NV BOXは強いです。300円程なのに品質的には3倍以上、さすが工具ですね。本当にしっかりしています。
外に置ききれないケースや夏のエアレーショングッズなどは室内に保管。ゾウリムシ容器も端に置いてあって、細々と培養していますよ。
飼育グッズは100円ショップで買ったり、ザルやタッパーなどキッチンの不用品を使っています。以前は稚魚の大きさを分けていた味噌こしは、今はベランダの排水口のゴミ受けにしています。
●2年前の記事です。この時からメダカの飼育グッズはほとんど変化なし。
- 100円の虫眼鏡が大型化した
- ミジンコ用の蜜網が劣化して処分した
- 計量カップが加わった
くらいでしょうか。長く使っていると、メダカ容器にかけてある簾や網も汚くなるし、プラスチックが劣化して割れてきます。元々が安いので、使えなくなったら買い替えることにします。
その他、飼育グッズ
ミジンコ
- 発泡スチロールの箱
- ペットボトル
- 計量カップ(セリア)
水草
- 計量カップ(セリア)
- 古い菜箸も何かと役立つ
- 植木鉢はダイソーの素焼き鉢
- 姫睡蓮・・・去年育てた姫睡蓮が枯れずに冬越ししたので、経験と思って植え替えてみました。育つかわからないのでお金をかけずに、牛乳パックに培養土を入れて植え替えて様子を見ています。
- ウオーターマッシュルーム・・・春になってきれいな新芽の部分だけを土に入れて育てています。
- アナカリス・・・これは老体の産直ミユキとともに室内で越冬。室内だと藻がつかずとてもきれいに育ちます。
買っていい物・ダメな物を考える
マンションのベランダなので、メダカや道具を増やしすぎないことは当然ですが、経験上、個人的に気をつけていることは、
処分しやすいものを買う
ゴミ収集に出せるもの。特にレンガやコンクリートブロックは建築廃材で自治体のゴミ収集に出せないので厳禁。以前知らずにプランターを置くのに使っていましたが、マンションの大規模修繕の時に共同で処分してもらって助かりました。安く買えても処分が大変・・・。
人に譲りやすい定番品を買う
容器を揃えると色や大きさが揃って並べやすいしスッキリ見えます。最後はメダカと共に道具を人に譲るかも。そんな時NV BOXやプラ船など定番ならジモティでも即売れ(無料含む)します。
赤玉土はダメ
ベランダでは泥水を排水口に流しにくく、赤玉土をゆすぐのも大変でした。だんだん崩れて泥になるので、上水だけ流し残った土は乾燥させて植木鉢へ。面倒過ぎました。
スイレンはダメ
花は神々しかったけど、場所を取るし、赤玉土が必要で最後はドロドロだし大変。狭いベランダには不向きなことがわかりました。水草は土がいらない浮草が楽。強いし増えるしアナカリスが最強ですね。
電化製品はダメ
うちのベランダには電源はありません。昨年部屋から電源コードを引っ張ってエアレーションを導入してみました。実はソーラータイプも考えましたが、数を買うと高価だし、天気によって不安定。安い外国製は口コミも様々。それなら部屋から電源コードを引っ張った方が安定すると思いました。でもこれ以上は引っ張ってこれないので。
色は白黒で統一する
ベランダでメダカを見ながらホッとするためには、やっぱり見栄えも大事!IKEAのベンチのおかげで、雑然と見えにくい気がします。
まとめ
●メダカの飼育グッズは「あればいいけど無くても何とかなる」ものが多いです。飼育条件も考え方も人それぞれなので、趣味にたくさんお金をかけて楽しみたい人もいれば、最小限で飼いたい人もいますよね。
ただ、マンションのベランダは本当に気をつけることが多いです。基本的には共用部分なので、隣との境に物を置いてはいけないし、階下に水が飛んでもいけない。共同の排水口にも気を使うし、エアレーションはモーターの音がうるさいかもしれないのでエアコンを使う時期まで使いません。
●それでも私の姿を見ると寄って来てくれるメダカちゃん達、癒されますよ。なるべく物を増やさないように気をつけながら、メダカライフを楽しんでいきたいと思います。
マンションの大規模修繕の時にはベランダの物を全て部屋に入れなければなりません。それまでに思いっきり楽しんで引退するか、部屋に1つ2つ置けるくらい縮小にするか。60代の体力や周りの環境など・・・。趣味にも終わりがくると知っているアラ還主婦です。