2012年にピーチ航空がソウル便の就航キャンペーン以来、ずっとピーチ一筋。ピーチ航空のおかげで初めての海外一人旅もできたし、友達や家族とも何度行ったかわかりません。
でも今回、アフターコロナ初の韓国は韓国のLCC、ジンエアー。初めて乗ったけど、かなり良いかも。
ジンエアーを選んだわけは?
関空からソウルまでたくさんのLCCが飛んでいます。飛行時間1時間半程度なのでLCCで十分。でもやっぱり安心の日本企業を、と、いつも全日空系のピーチ航空を選んできました。
でも、ピーチは2023年9月時点で、午後のちょうどいい時間の便がありませんでした。出発が朝早過ぎると前泊が必要になったり、帰りが遅すぎると京都まで帰る電車がありません。おまけに滞在時間が短いわりに価格も安くない・・・。そこで初めて韓国のLCCを調べてみました。
関空発のLCC比較 2023年9月現在
受託手荷物 | 機内持ち込み | 関空出発 ターミナル | 都心空港利用 | 仁川出発 ターミナル | ||
ピーチ | 日本のANA系 | 有料20㎏ | 無料7㎏ | 第2 | × | 第1 |
ジンエアー | 韓国大韓航空系 | 無料15㎏ | 無料10㎏ | 第1 | ○ | 第2 |
チェジュ | 韓国系 | 無料15㎏ | 無料10㎏ | 第2 | ○ | 第1 |
エアプサン | 韓国アシアナ系 | 無料15㎏ | 無料10㎏ | 第1 | ○ | 第1 |
エアソウル | 韓国アシアナ系 | 無料15㎏ | 無料10㎏ | 第1 | ○ | 第1 |
ティーウェイ | 韓国系 | 有料 | 無料10㎏ | 第1 | ○ | 第1 |
- 一番安い航空券にも受託手荷物が15㎏つき
- 関空第1ターミナル出発(出国後もカードラウンジ利用可能)
その他、飛行機の出発時刻や値段、空席情報から、今回はジンエアーに決めました。公式HPでキャンペーン割引あり、往復31400円でした。
ジンエアーのメリット
受託手荷物15㎏まで無料
●ピーチ航空だと一番安いシンプルピーチには受託手荷物がついていません。行きは無しで大丈夫かもしれませんが、帰りは荷物が多くなるので追加料金(20キロまで2400円)を払ってお願いすることになります。
バリューピーチなら往復受託荷物付きで、キャンセルの場合にはピーチポイントで返金されますが、値段もその分お高いです。
●韓国系のLCCはほとんど15㎏までの受託荷物がついています。ピーチに比べると5㎏少ないですが、小さいスーツケースなら15㎏で十分。ありがたいです。
機内持ち込み手荷物10㎏まで無料
●ピーチ航空は機内持ち込み手荷物が7キロまで無料で、韓国系のLCCなら10㎏まで無料です。この3㎏の差は大きいです!
関空第1ターミナルから出発
●ピーチは関西空港の第2ターミナルから出発するので、エアロプラザの1階からバスに乗って移動しなければなりません。特に帰りはバスに並ぶし、スーツケースが重くて乗り降りも大変、ぎゅうぎゅう詰めのバスに立ちっぱなしです。
●ジンエアーは第1ターミナル出発!ということは、バスに乗ることなくメインの出発フロアへ楽々移動できます。
ゴールドカードラウンジ2か所行ける
コロナ前にあった第1ターミナルの出国前ラウンジはなくなり、2021年からはエアロプラザ内に「ラウンジのどか」がオープン。こちらは誰でも入れるネットカフェで、ゴールドカードがあれば2時間無料で利用できます。
他に個室もありました。ここのドリンクバーにはキャラメルマキアート各種があって、とても美味しかったです。ゴールドカードが無くても、空港のカフェに入るより短時間ここに入った方がお得ですね。
出国手続きの後はゲートの近くにあったラウンジ金剛へ。ラウンジ2か所はしごできます。
手前は二女。初めて自分名義のゴールドカードでラウンジに入りました。三井住友ゴールドNLのおかげです。
飛行機の座席が良い
座席は左右3列ずつ。あくまでも個人的な感覚ですが、ピーチよりクッションがいいのか座りやすかった気がしました。
ソウル仁川空港第2ターミナル到着
ピーチ航空の時は仁川空港第1ターミナルに到着し、深いエスカレーターを下りたり、シャトルトレインに乗ったりして移動していましたが、ジンエアーは第2ターミナルなのでシャトルトレインに乗ることなく、歩く距離も短くて楽でした。地下には空港鉄道が乗り入れ、始発駅なので必ず座れます。
第2ターミナルは2018年にできた新しいターミナル。とてもきれいです。
ソウル駅の都心空港利用可能(5:20~19:00)
ソウル駅にある空港鉄道の地下2階には、韓国の飛行機に乗る人だけが利用できる都心空港ターミナルがあります。ここで帰国日にチェックインしてスーツケースを預けると、身軽に空港に行けるだけでなく、空港のカウンターや出国手続きに並ばなくていいんです。
利用方法
- 直通の空港鉄道の切符を買う
- 切符のQRコードでゲートを入る
- 航空会社のカウンターでチェックインし、スーツケースを預ける
- 事前出国審査を受ける
- 直通電車で空港に向かう
- 空港に着いたら出国ゲート付近の専用出国通路で手荷物検査を受ける
- 身軽に待たずに出国手続き完了!
LCCの場合、飛行機の出発時間の3時間20分前がチェックイン締め切りだよ。利用する人の数は行ってみないとわからないから時間に余裕をもって行動しよう。
かなり早く手続きすれば、直通電車に乗る前に自由時間ができるわ。ご飯食べに行ったりロッテマートで買い物したり。ただし買い過ぎには注意!
帰国日の朝は通勤ラッシュで明洞から地下鉄に乗るのが大変でした。地下鉄は階段が多いし、いっぱい歩くしね、タクシーでソウル駅空港鉄道に行くのが一番簡単です。
ソウル仁川空港第2ターミナル出発
第2ターミナルは直通電車の終点。改札を出るとカフェやレストランが並んでいます。ここをまっすぐ通り過ぎて3階の出国フロアへ。シャトルトレインなんて乗らず、エスカレーターを上がるだけ。早いです。
ソウル駅でチェックインしているので航空会社のカウンターに寄ることなく出国ゲート付近の専用通路へ。表示がさりげないのでわかりにくいですが、隣にスタバがありました。ここに入れば、待たずにさっと出国手続き完了、免税店いっぱいの搭乗フロアに入れます。凄く便利でした。
まとめ
- 韓国まで飛行時間1時間半なので、どこのLCCでも大丈夫
- 預け荷物を含めたトータル価格で比較する
- 韓国系LCCは、帰国日にソウル駅の都心空港を利用できるのがとても便利
- 関空第1ターミナル→韓国第2ターミナルの組み合わせが移動的に最強
- 日系のピーチは何かあった時に日本企業という安心感が一番
関空についてからもバス待ちが無く、移動が楽。また「ラウンジのどか」でキャラメルマキアート1杯飲んでJRに乗りました。やっぱり第1ターミナルいいですね。