真夏にメダカがたくさん死んだ!その原因と対策は?

2024年の夏は暑過ぎました。9月になっても猛暑日ばかりです。例年のように暑さ対策したものの、今年はたくさんメダカを死なせてしまいました。一言で言うと、暑過ぎたのと管理の問題なんですが・・・。マンションの狭いベランダで暑い夏を乗り切る容器NO1も考えました。

暑さ対策の方法は?

我が家のベランダは南向き。直射日光ガンガンの上にエアコンの室外機から熱風が吹き出す悪条件。もちろん毎年のような暑さ対策はしていました。

  • できるだけ大きい容器に入れる
  • こまめに水換えする
  • スダレで遮光する
  • ヨシズで遮光する
  • 足し水する
  • 夕方には打ち水、霧吹き
  • ただし今年はエアレーション無し。室内から電源を取るので窓の隙間から熱風が入ってきてしまうんです。今年は暑すぎて耐えられませんでした。ポンプは3つしか持ってないので、ほとんどは今まで通りエアー無しで変化ありません。

それでもメダカが死んだ理由は?

大きな容器でも水温が高くなってしまった

今年ホームセンターで購入した緑色の容器は容量24リットルでIKEAのトロファストとほぼ同じ大きさ。黒い容器は全部ヨシズの中にいれましたが、これは緑色だから黒より水温上昇がマシだと思い、スダレをかけて使っていました。でも残念ながら水温が35度超えのお湯状態になってしまい、使用中止に。もうヨシズに入れる余裕がないので、この容器は涼しくなってきたら使う予定です。

水換えが遅れた

真夏はメダカのフンや食べ残しで水が傷みやすいので1週間から10日くらいで水換えするんですが・・・。もうベランダは朝から暑い!10時頃には汲み置き水がお湯になっています。「仕方ない、明日の朝、水温が下がったら水換えしよう。」と思ってるうちに遅れがちに。

スダレを開けずにエサやり

熱中症になりそうでベランダの作業が手抜きになっていました。ササッとスダレを手前だけ開けてエサをやることも多かったです。すると弱ったメダカが容器の奥で死んでいても発見できない・・・。水草の陰で死んでいたりもします。特に下段の奥は見えにくい。稚魚がだんだん大きくなってたくさん入っているので、水面の元気な子を見て安心してしまっていました。死んでしまった子を取り除き、メチレンブルーを入れて様子を見ます。(詳しくは下記)

帰省で世話できなかった

例年お盆は娘が仕事で帰省しないけど、今年は実家の親の調子もあって全員で帰省しました。そして一足先に京都に帰ってきた二女もスダレを手前だけ開けてエサやり・・・。私が1週間ぶりに帰った時にはあちこちでメダカがたくさん息絶えてました。夏の帰省の間にある程度死んでしまうのは覚悟していますが、今年は大量死でした。

その後の対策は?

スダレを開けてメダカの様子を見る

メダカの寿命は1~2年なので、少しずつ個別に死んでしまうのは当然のこと。ただ、死んだメダカを早く取り除かないと水が傷んで他の元気なメダカまで次々と死んでしまいます。夏は暑さでメダカも体調を崩しがちなので、集団で死なないように様子を見ないといけませんね。

カルキ抜きした水道水で水換え

汲み置き水が熱くなる前の朝の9時頃までに水換えするようにしました。それでもヨシズの中にいるメダカの水温よりもぬるかったので、汲み置き水+カルキ抜きした水道水を使って温度を合わせ、水換えしました。

メダカを入れ替えヨシズに移動する

大きくても水温が高くなりすぎる緑容器をやめて、体の大きさを揃えつつ、なるべくスチロール箱やヨシズの中の容器に合流。稚魚がだんだん大きくなって過密なところは分けます。

スチロールにバケツをつけて水温が高くなるのを防止

稚魚が大小たくさん入っていて水換えしにくく、大きいし重たいしで足し水だけで済ませていたスチロール容器。ある日スダレを開けてよく見ると、底のモワモワや水草の陰でメダカが5~6匹死んでいました。メダカが死んでいた時は、自己流ですが、

  1. まず死んだメダカを取り除く
  2. 残ったメダカを汲み置き水のバケツに入れてメチレンブルーで消毒(全滅を防ぐために2つに分けることもあり)
  3. 翌日2匹死んだので半分ほど水を入れ換えメチレンブルー追加(もし、まだ死ぬようなら繰り返す)
  4. バケツはスチロールの中に入れて水温が高くなるのを防止
  5. その後、落ち着くまで様子を見る。

●ヨシズの中がいっぱいで移動できないので、涼しくなるまでこのままです。水質の安定とストレス緩和のために水草を入れてやりました。

残った子は、水換えしてバケツやスチロールで二重にし、水温を以前より低めにしてやるだけで凄く元気になります。悪い病気が流行ってるんじゃなくて暑さが原因なんですよね。

まとめ

  • メダカは連日水温が35度を超えるような暑さで弱ってしまうので、容器や置き場所・スダレなど暑さ対策が必須
  • 水温が高いと飼育水が傷みがちなのでこまめに水換えする。汲み置き水がぬるい時はカルキ抜きした水道水を使う
  • スダレを開けてメダカの様子をよく見る。特に死んでしまったメダカはすぐに取り除く

一番水温が低く安定するのは発泡スチロール。でも管理がしにくいです。総合的に考えると、丈夫で水量もしっかり入る&浅くて表面積が大きいNV22が最強。トロファストや緑容器はプラスチックが薄いので水温が高くなるし、深くて底が見えにくいです。でもベランダが狭いのでNV22ばかり置けないしなぁ。

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