先日テレビを見ていたら、行列ができる駅近スイーツ特集で「中村藤吉 京都駅店」が出てきました。ここ、間違いなく京都駅で一番並んでいる抹茶スイーツ店です。場所もいいし、やっぱり老舗のお茶屋さんのカフェだからですね。
ずっとずっと前に1度食べたような気がするけれど、テレビを見てたら久しぶりに食べてみたくなりました。日曜日に覗いてみたら、想像以上、衝撃の待ち人数!さすがです。ということで平日にリベンジしてきました。
中村藤吉本店とは?
本店は宇治にある江戸時代末期から続く老舗お茶屋さん。そこなら昔ながらの雰囲気があって素敵でしょうが、やっぱり行きやすいので京都駅店に来る方も多いのでしょう。お茶はもちろん、カフェの生茶ゼリィがとても有名です。
お店の様子は?
京都駅の西口改札の目の前にあるエスカレーターで2階へ。左の建物に入るとすぐお店があります。
横には売店もあります。お客さんが多すぎて待てない時はここで生茶ゼリィをテイクアウトできますよ。
- 受付は入り口の発券機で行う。
- ○組待ち、待ち時間は○分程度と目安が出ているので、待つ覚悟を決めたら人数と希望の席を入力する。
- 番号が書かれたレシートが出てきて、以降番号で呼ばれる。
- 呼び出しから10分過ぎたらキャンセル扱いになる。
●お店の周りにはぐるっと椅子が並んでいるので座って待てます。
お店の真ん中に相席の大きなテーブルが1つ。そのまわりにテーブル席が並んでいます。相席でも一人ひとり透明な仕切りがあるので安心です。
メニューと値段は?
これが雑誌やテレビでよく見る「まるとパフェ」。パフェの上に○と漢字の十(とう)が書いてあって、パッと見ただけでこちらのパフェとわかります。
他に季節限定のパフェや、生茶ゼリィ、あんみつなどいろいろあります。茶そばなど食事系メニューもあります。値段は1000円から1500円前後が多そうでした。
まずはウェルカムティーから
初めにウェルカムティーとして、ティーバッグ入りの急須とお湯が出てきました。
1煎目はお店の人が入れてくれます。お茶は時期によって違うようですが、今回は煎茶「藤吉」でした。
しっかり渋みや苦みもあるタイプ。日本人なら、これ、高級なお茶だ!とすぐにわかりますが、子供や海外の方なら難しいかもしれません。香りも良くて、パフェの間に舌をリセットしてくれます。
お湯のお代わりももらえますよ。
パフェ登場!
上から見ると、まさに○に十の「まるとパフェ」ですね。
一番上の生クリームがしっかり固めで乳脂肪率が高い本物。味のない植物性クリームやトロトロ薄いクリームじゃなくてGOOD!
その下に抹茶のスポンジ・抹茶アイスと続きますが、甘めの生クリームが抹茶の濃い味に負けていません。
抹茶ゼリィ=生茶ゼリィは本物の抹茶の香りや苦みもありつつ、つるんとしたのど越しで飲めてしまうほど。
白玉やあんこ、サクサクのアラレ?など次々に食感が変わって飽きません。甘さ控えめな生茶ゼリィにあんこがとてもよく合います。
下の方からお口直しのドライ(乾燥)イチゴ?これは酸っぱくて苦手だったけど、栗の甘露煮が出てきたのは嬉しかったです。
甘さ控えめでゼリィがたくさん入っているので胃もたれせず、食べられますよ。深い緑色がきれいです。お菓子作りで抹茶パウダーを買った時、お安いほど黄緑に近かったのを思い出しました。
お土産には生茶ゼリー
家族にもお土産に生茶ゼリィを買いました。ドライアイスで3時間まで大丈夫だそうです。
抹茶ゼリィと秋限定の栗きんとんゼリィ。こちらはほうじ茶ゼリィに栗風味の餡子が載っていました。
(1つ450~500円ほど)
ほうじ茶ゼリィも甘さ控えめ、琥珀色で透明感がありました。ほうじ茶のいい香りで美味しかったです。
店舗情報
- JR西口改札前 イートパラダイス3階
- カフェ11:00~22:00 (ラストオーダー21:00)
平日の午前中なら空いてるけど土日は混んでます。人数に圧倒されるけど、提供も早いし、つるんと食べたらすぐに出るので回転は早そう。一人客も多いですしね。待ち時間の目安があるので、券をもらって下のお土産売り場を見てたら待てるかもしれません。
今はどこにでも抹茶パフェがあるけど、有名店で食べたら、この先テレビや雑誌で自然に思い出す機会も多く、後々も楽しめますよね。