この夏とうとうNV13からNV22へと容器を大きくし、そこにエアレーションを導入しました。
「大きな容器の方が水質の変化が少なくメダカがよく育つ」と知っていても、ベランダは狭いし、水換えも大変だし・・・と諦めていました。小さな容器とはいえ産卵させたらすぐに数が増えてしまい、今でも置き場所に困っていますしね。
これからはメダカをあまり殖やさず、少ないメダカをゆったり育てる方向を目指したいと思っています。
良かったことは?
メダカの群泳?が綺麗
メダカを育てるには1匹当たり水量が1Lほど必要なので、
- NV13容器=13Lには約10匹まで
- NV22容器=22Lには約20匹まで
が目安みたいです。
1匹あたりの水量は変わらなくても、水面が広くなり数が増えたことで、群泳らしい感じがしていいですね。大きくて深いタライみたいな「ゆったり感」は無理ですが、少しはのびのびしてくれたかな。
NV22は安くて丈夫だし、黒い容器なのでメダカの体色がとてもきれいに出ます。暑い夏には水の音が涼し気で良かったです。
特にサンセット様の銀色のボディーは群れるととても綺麗です。ラメちゃんのオレンジは水草の緑に凄く映えますね。
水が汚れにくくなって安心
導入したエアレーションには小さな濾過部分もあるので、少し水が汚れにくくなった気がします。水流があるので酸素不足にならない安心感もありますよ。
水換えの回数が半分になった
水が汚れにくくなったことと、ちょうど秋になってきたこともあり、水換えの回数が半分になりました。
- NV13なら約2週間に1度水換えして容器を洗う
- NV22なら約2週間に1度、水を三分の1ほど抜いて足し水。容器を洗うのは1か月に1回だけ。
困ったことは?
NV22やエアレーションに対してではなく、我が家の飼育条件からくる困ったことですが、
大きいと水換えが面倒
水換えの工程が増え、正直面倒くさくなりました。
●容器が小さい時は
- メダカを他の容器に掬う
- 飼育水を半分以上よけておく
- 残りの水が入ったまま容器を台から下ろして洗う
- 容器に飼育水・メダカを戻し足し水する
の4段階だったのですが
●水量が倍になり、エアレーションと水草も入れてしまった今は、
- 飼育水をよけた後の容器がまだ重たいので、残りの水を抜いてから地面に下ろす
- エアレーションのスポンジから水草をどけて飼育水の中で軽く押し洗う
- 水草を洗ってアオミドロを取る
と、余分の手間がかかります。特に水草の根がエアレーションのスポンジに絡みついてなかなか取れません。水草(ウォーターマッシュルーム)の生命力は凄いですね。
植木鉢の赤玉土が舞うのも嫌なので、ウォーターマッシュルームを鉢から抜いて水中に漂わせたら葉がまた小さくなってきました。
産卵が終わったので水草をたくさん入れたけど、水草がアオミドロでヌルヌル、モワモワ、放っておくと枯れてくる。気候がいい時にはメダカを太陽に当てたいけど、容器に苔が生えるしアオミドロも増える。うーん。
汲み置き水が足りない
いつもベランダには100円ショップの10Lバケツで水を汲み置いていますが、水換えの容器が大きいと水がすぐ無くなります。水道のないベランダなので何をするにもバケツの水が命!バケツを置きすぎても邪魔なので、キッチンからせっせと水を運び、時にはカルキ抜きも使って順番に水換えしています。
そして、マンションの排水口に飼育水を流すのも意外に気を使います。ゴミを濾すのはもちろん、量が多い時は雨の日に流すことも。
モーター音がする
ベランダに電源が無いので、部屋の中からコードを伸ばしてエアレーションしています。夏の夜はエアコンの音に紛れていたけど、秋になるとモーター音が気になるようになりました。うるさいという程ではないですが、気になった日は止めています。
部屋が寒いことも
サッシの上部にある湿気取りの小窓にコードを通し、タオルで隙間を塞いでいますが、10月になるとだんだん冷たい空気が入ってきます。その部屋で寝てる夫が寒いと言うので、今年は早めに毛布を出しました。もう少し寒くなってメダカのエアレーションを外すまで、あと少しガマンしてもらいます・・・。
まとめ
容器を大きくしてエアレーションを導入すると、
- 水量が増え、メダカが泳ぐ水面が広くなって良かった。
- エアレーションで酸素不足の心配もなく、水が汚れにくくもなったのも良かった。
- 手間がかかることもあるので、自分のできる範囲で取り入れればOK。
置き場所や電源など飼育条件によっては手間がかかるので、あったらいいけど、無くても何とかなります。実はちょっと使ってみたかったというのが本音ですね。夏は水の音に癒されますよ。見慣れてくるとNV22でも普通、全然大きくありません。NV13でも産直ミユキがずっと元気なので、容器が小さくても少数なら大丈夫だと思います。