容器の色による違い 稚魚にはやっぱりグリーンウォーターがいいと思った話

8月、夏の暑さからメダカを守るために「よしず」を閉めていたので、グリーンウォーターが透明になっていました。9月になると、朝夕は過ごしやすくなり、暑いには暑いけど猛暑ではありません。

ここからは、寒くなるまでにメダカを大きくしなければ!

これからはよしずをやめて、日光をしっかり当てることしました。また、グリーンウオーターに戻るのかな。

透明になったグリーンウオーター よしずを開けたらどうなった?

9月青い発泡スチロール箱をGET

スーパーでNVBOXと同じぐらいの大きさの青い発泡スチロール箱をもらったので、白い小さな発泡スチロール箱に入っていたサンセット稚魚を移すことにしました。

グリーンウオーターで育てていたはずが、いつのまにか透明の水になってしまっていた容器です。これからは大きな容器で日光をいっぱい浴びて、大きくなってほしい。

初めに入っていた白い発泡スチロール箱が小さかったので、水量が少なかったです。水質が大きく変わらないように、その水に汲み置き水を少し足してメダカを移しました。慣れたら少しずつ足し水して水量を増やしました。

3週間後、水に明らかな違いが!

8月の水換えで稚魚が5~6匹☆になってしまったので、9月は稚魚になるべく刺激を与えないように、ゴミを吸ったり足し水したりで3週間ほど過ぎたところで水換え。(おかげでみんな生きてます。)

すると、黒いNVBOXと青い発泡スチロール箱の水に明らかな違いが!😲

よしずを開けたので、黒いNVBOXもほんのり黄色がかってはいるのですが、青い発泡スチロール箱だけは圧倒的に緑、グリーンウオーターになっていました。

メダカの成長にも違いが!

となりのサンセット稚魚と同じような大きさだった気がしましたが・・・

青い発泡スチロール箱の稚魚の方が全体的に大きくなっているような気がします。全身きれいな銀色になっている子が多い気がします。今まで狭かったのが広くなったから?グリーンウオーターだったから?

となりのサンセットの方が元々広いところで数も少ないのに。数が多い方が競争して大きくなるのかな?

グリーンウオーターは稚魚の餓死を防ぐ目的を一番に考えていたけど、そういえば「色揚げ」にも良いとされていたことを思い出しました。

なぜ青い容器だけグリーンウオーターなの?

黒い色は紫外線を通しにくいから。

昔は白いシャツや日傘で夏を過ごしていましたが、実は黒の方が紫外線を通しにくいということで、最近は黒い日傘の方が多いですよね。

黒は紫外線は通しにくいけど、熱を吸収しやすいので熱くなり、白は紫外線は通すけど、熱は吸収しにくく涼しいんですね。(黒っぽい濃い色は黒に近い性質で、白っぽい薄い色は白に近い性質)

ということは、

  • NVBOXは黒でグリーンウオーターになりにくく、熱くなりやすい。
  • 青い発泡スチロール箱は黒よりもグリーンウオーターになりやすく、発泡スチロールなので温度が変わりにくい。

まとめ

日光に当たる時間が長いとグリーンウオーターになるが、黒い容器ではなりにくい。

★稚魚の間は高温になりにくく、グリーンウオーターを維持しやすい発泡スチロール箱で日光を当てて (簾などで遮り過ぎずに)育てた方がいいのかもしれません。

でも、黒い容器で育てた方がメダカの体の色がしっかり出てくるという話も聞きます。特にミユキやサンセットなどの銀色ピカピカのメダカは白い水槽じゃ色が抜けたように見えますよね・・・😢

じゃあ、黒い発泡スチロール箱がいいのかというと、グリーンウオーターになりにくいし、そもそも高価過ぎます。

酸素が溶け込みやすく、光が届きやすいから浅くて大きな容器がいい、いやいや、深い方が水温の変化が少ないからいい、いろんな意見がありますが・・・。

★容器は置き場所や、体力・経済力などもあるので、自分のできる範囲で選ぶしかないし、それでOKだと思います。でも、この青い発泡スチロール箱のメダカを見ると、稚魚はやっぱりグリーンウオーターで育てた方が良いような気がしました。

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