メダカは変温動物なので冬になると活性が落ち、エサも食べず、じっとして動かなくなります。場所によっては冬眠に近い状態になることも。
うちのメダカは、基本的にマンションのベランダが暖かいので冬眠とまではいきませんが、やはり1~2月の寒い日には底でじっとして過ごしていました。また元気に春を迎えられるように、今年も11月末ごろから準備をしました。
我が家の冬越し準備いろいろ
水換えする
昨年同様、飼育水を三分の一、汲み置き水を三分の二で水換えしました。ここから約3か月ほどは基本的に足し水だけで過ごします。容器は変更なし。ある物で冬越しを。
エアレーションを止める
エサを切ってメダカを冬眠させる場合は水が汚れないので、静かに過ごせるようにエアレーションを切るようです。うちのメダカはほぼ冬眠せず、暖かい日には少しエサをやるので水は汚れます。ですが、室内からエアレーションの電源を取っていて寒いこともあり、12月からエアレーションは止めました。
汚れてきたら多めに足し水して水を入れ替えることにします。
水はグリーンウォーター
去年は隠れ場所として水草を入れていましたが、水温が低くなるとどんどん葉が溶けていくんですよね・・・。しかも冬を越した葉は結局枯れて、新芽しか育ちませんでした。メダカには悪いけど手間がかかるので今年は水草は抜きました。
すると、姫睡蓮を抜いた時と同じで、あっという間にグリーンウォーターの出来上がり。植物プランクトンがいるので冬越しにぴったりです。
●姫睡蓮を抜いて簡単にグリーンウォーターができた記事はこちら
赤玉土を処分する
バクテリアの住処になるということで、小さな植木鉢に赤玉土を入れて沈めていましたが、だんだん粒が壊れて泥になるし、藻の温床みたいになるので処分。ウォーターマッシュルームも鉢から抜きました。
隠れ場所には植木鉢
去年はラメちゃんの稚魚が小さかったので隠れ場所に「とんすい」を使いました。でも今年のメダカは大きめなので代わりに植木鉢を沈めました。転がらないように、念のためロカボーイを横に置いています。
●隠れ家に「とんすい」を使った昨年の冬越し準備の記事はこちら
ビニールカバーをかける
南向きベランダは昼間はとても暖かいのですが、朝夕との気温差が大きいです。朝夕にかけるプチプチのカバーを準備しました。
姫スイレン・ミジンコはそのまま
ミジンコがまだ生きているので発泡スチロール箱に入れました。もう少し寒くなったらビニールをかけて防寒する予定。
姫スイレンも水の中に入れているので枯れてなさそう。ミックスメダカの子どもの子ども=孫が寒い中まだ生きています。たくましい。
ゾウリムシは室内で培養中
稚魚が大きくなると出番が無くなるゾウリムシ。夏は2本作っていましたが秋からは1本へ。たまにミジンコに投入していましたが、どんどん存在を忘れ、振ることも忘れ、思い出した頃に臭ってみて生存を確認。
うん、かすかに臭いわ。全滅してない。底の水を少しだけ残し、汲み置き水とエビオス1錠を入れて置いておくと復活します。
産直ミユキを室内へ
産直ミユキはまだ4匹ちゃんと生きてくれているけど、老化が目に見えてわかります。2020年6月に産直で買ってすぐ産卵したことから、2019年産まれだよね?それとも2020年の3月産まれとか?
そろそろ寿命だし、この冬が越せないかも・・・と思って室内に入れました。毎日、今日も生きてるかな?と見ています。この子たちのおかげでメダカ活動が始まったので最期までお世話しますよ。
これ、カインズでNV22を買った時、エアーポンプ単独で買うより水槽込みの初心者セットがかなりお得だったので1つ買ってたんです。よく見たら小型魚2~3匹用っていつ使うの?と思っていたけど、メダカなら4匹大丈夫よね。やっと使える時が来ました!
これはGEXのセットのカインズ版。中身は同じ。前はもう少し安かったんだけど、少し値上げしていました。
でもメダカって水面にいることが多いし色も白っぽいしであんまり見えない・・・。なるほど、それでセットに青いシートがついてるんですね。後ろにつけたら見やすくなって良かったです。
●夏に産直ミユキが1匹死んでしまった記事です。あれから4か月も生きてるので、これは伝染する病気じゃないことがわかりました。
まとめ
- メダカは変温動物なので寒くなると活性が落ち、エサも食べず、環境によっては冬眠する。
- 「メダカの冬越し」の基本は、水温が変化しにくい大きな容器で、必要なら防寒・保温しつつ、体力が落ちたメダカに負担をかけずに静かに過ごさせること。
- 住んでいる地域、水槽の置き場所、容器の大きさ、メダカの数など人によって条件も様々。情報は多いけど、できそうなことだけ取り入れる。
「~した方が良い」けど「~しなくても大丈夫」だったりもする。うちではエサと水換えを控えてプチプチのカバーをかければ冬が越せるイメージ。ちょっと慣れて余裕が出てきたよ。
おまけ 隣りにオオクワガタ
これは夫が育てているオオクワガタのペア。70ミリ越えサイズ。蓋つきケースに半田ごてで空気穴を開けてますよ。木をどけたらオスが木につかまって寝ていました。メスはいつも土に潜っていてなかなか見えません。