ある日、洗面台のボウルに黒い汚れを発見!
白髪染めかな?でも、こすると汚れが落ちるどころか広がっていく。何とホーローが剥げて黒い鉄の部分が見えていました。ガーン・・・。
プロに頼むのは高価だし面倒。ネット検索してから、早速ホームセンターで補修ボンドと紙やすりを購入し、補修に挑戦しました。
ホーロー洗面台に黒い傷を発見
我が家の水回りはトイレ以外、タカラスタンダードです。
ホーローは鋼板とガラス質を密着させたもの。だから木やプラスチックに比べて、
- 熱に強い
- 汚れに強い
- 湿気に強い
- ニオイがつかない
- 劣化しにくい
- 掃除しやすい
- マグネットがつく
と水回りにぴったり。
デメリットとしては、
- ガラスが傷つくこともある
- 金属なので、扉など重い
メリットの方が多くてタカラに決めました。この洗面台は14年目、傷がついてホーローが剥げたのは初めてです。誰も重い物を落とした記憶が無く、まさか経年劣化でしょうか、謎です。
補修の道具は?
洗面ボウルの傷は小さくても、中が鋼板なので放っておくと錆びてしまいます。でもプロに頼むと高価だし、錆びないようにするだけ、見栄えはそこそこでいい、と自分でやってみることにしました。
ホーロー補修用ボンド
ホームセンターで購入。小さなチューブが2本とヘラが入っていました。450円ほど。
●用途
ホーロー製品・人工大理石・陶器の傷・カケ・割れの補修用
- 洗面ボウル流し台・調理台
- 水洗トイレタンク
- 冷蔵庫洗濯機の塗装鋼板部
●ただし、浴室・浴槽には使用しないこと
紙やすり400番
検索すると、何種類も紙やすりを使う方もいましたが、慣れてないと余計に洗面ボウルを傷つけるような気がして、目の細かい400番だけ買いました。23×28センチ 1枚80円
ホームセンターで1枚44円、アマゾンで見たら39円でした。
こっちのセットを買うと一生もちそうですね。
修繕の仕方
汚れ・水垢などを掃除し、乾燥させる
A・B剤を同量絞りだし、混ぜる
- 体に良くない物質が含まれているのでビニール手袋を使う
- 10分くらいで固まり始めるので手早く作業する
- 着色する時水性絵の具を混ぜて色をつくる
- 水性絵の具の量は10%以下で水は絶対加えないこと
うちの洗面台は薄いピンクベージュ。真っ白よりマシかと思って赤い絵の具をほんの少し入れました。補修を考えると白を選んだ方が安心だったんですね。
補修場所にヘラで塗布し平らにならす
失敗ポイント①
ヘラでちょいちょいと塗って、ちょっと凹凸がある気がして何度もやってたら、うっすら中の黒い鋼板が透けて見えました。あら、取り過ぎたかな。
裏の説明をよく読むと、この商品の右上が点線で切り離すと紙のヘラになっていて、多めに塗った後、これで平らにならすらしい。完全に見落としてました。
失敗ポイント②
ヘラで塗っていると、いつのまにか傷より大きく、丸くなってしまいました。関係ないところまで塗らないようにマスキングテープを使えばよかったと思いました。
硬化後、400番程度の紙やすりで表面を平らにする
今度は、周りのホーローを傷つけないようにマスキングテープで囲ってから、400番の紙やすりをかけました。つるつるになったら完成です。目立つといえば目立つけど、一応の錆止めにはなってるはず。
●気温が約20℃の場合、約24時間で最終の接着強度になります。気温が低い場合は硬化に時間がかかります。
まとめ
- ホーローの小さな傷は、そのままにしておくと中の鋼材が錆びてくるので早めに補修する
- ホーロー補修ボンドを使えば自分で最低限の(錆を広げない)補修はできる
- ただし、完ぺきを目指す場合はプロにお任せする