突然、緑色が茶色になった!
- 右のスチロール容器でミジンコ用のグリーンウオーターを作っています。いつもは深い緑色で、中にはサンセット極龍のBチーム、ヒレまで光ってない子が泳いでいます。
- 左はラメちゃんの稚魚が入っていて、こちらはエサとしてミジンコをやるので、同じ場所に置いていてもグリーンウオーターにはなりません。
梅雨のある日、気づくと緑色だったはずが茶色に変わっていました。ほんの数日でこの変化です。様子を見ても元に戻る気配は無く、水の色がどんどん薄くなって底が見えるようになってしまいました。
茶色に変わった原因は?
考えられる原因としては、
- 日照不足
- 雨水の混入
- 急激な温度変化
ベランダだからそこまで雨水は入ってこないはずですが、6月末は天気が悪かったので、梅雨の日照不足や温度の変化かも。雨続きの時にスダレをかけたこともありましたし。
ミジンコが全滅しないためにやったこと
水換え&日差したっぷり
こんな茶色の水が元に戻るのを待つより、新たにグリーンウオーターを作った方が早い&水もきれいになってメダカのためだと思って水換えしました。種水として、ミジンコペットボトルのミジンコ水をいれました。ミジンコはすぐに食べられるはず。
ミジンコ茶こしに投入
この先、濃いグリーンウオーターがないのでペットボトルのミジンコはどんどん減っていくでしょう。
- 全滅を防ぐために、NV13容器のミジンコ茶こしにミジンコを投入
- もったいないので、今いるミジンコ半分を稚魚容器にドバドバっと投入
水換えの飼育水をキープ
水換えして1週間過ぎると、スチロール容器の水は、うっすら黄緑色に。メダカの数が少ないのか、なかなか緑になりません。予備にNVボックスの水換え時に出た飼育水をパンケースに入れて日に当ててみると、こちらも少し色が濃くなってきました。
ゾウリムシを投入
●ペットボトルの水はどんどん透明になって、ミジンコが減ってきています。
●ミジンコ茶こしは、一番小さい稚魚容器NV13の中に浮かべていました。ここはペットボトルのミジンコも投入するので、グリーンウオーターになりません。ほぼ透明です。
●水は透明だけど、ミジンコは生きている・・・、ということは、飼育容器の中には植物プランクトンだけでなく、ミジンコのエサになる微生物がいるんですね。稚魚にはゾウリムシもやっているので、ミジンコペットボトルにも少しゾウリムシを入れました。(たくさん入れると培養時のカスが入るのでほんの少し)
うすいグリーンウオーターをこまめに替える
ペットボトルが日差しで緑色になり、中が見えなくなってきたので作り替え。
新しいペットボトルにミジンコ水と薄いグリーンウオーターを入れました。薄い=植物プランクトンが少ないので、すぐにエサが尽きてミジンコが殖えません。薄い時はどんどん上澄みを稚魚にやって、グリーンウオーターを補充しますよ。
まとめ
●突然グリーンウオーターが茶色になる原因は
- 日照不足
- 雨水の混入
- 急激な温度変化など
●薄いグリーンウオーターしかなくても、こまめにミジンコにやれば絶滅しない。飼育水の中には微生物がいるので、諦めずミジンコ飼育を続ければ大丈夫。濃いグリーンウオーターができるまで耐えます。
●パンケースの飼育水を利用して三色の稚魚スチロール箱も並べました。真ん中の容器もだんだん緑色に変わってきています。ミジンコやゾウリムシは絶滅さえしなければまた殖える時が来るのでぼちぼち待ちます。
追記 グリーンウオーターとミジンコの復活
だんだんグリーンウオーターができてきました。グリーンウオーター用の真ん中の容器より右端の三色稚魚容器がグリーンウオーターになってきました。稚魚なのでエサの食べ残しが多く、富栄養化したのかと思います。
左もグリーンウオーターになってきています。稚魚が大きくなって、もうミジンコとの共生が終わったようです。
右のグリーンウオーターを使ってミジンコのペットボトルを増やしました。後はまた
- 1日1回振る
- 水の色が薄くなったらメダカにやる
- グリーンウオーターを足す
と、繰り返せばいいだけです。
ミジンコは意外に絶滅せず、繁殖の条件(エサ・温度・日光)が揃ったら復活してくれるので諦めないことが大事ですね。