ミジンコが減ってきたらリセットが近道！リセットする方法は？

ベランダの隅で、細々と続けているミジンコ飼育。

エサはメダカの飼育水＝グリーンウォーターのみ。殖えては減り、減っては復活する、そんな感じだけど意外に全滅しません。

ある日気づいたら、水の色が薄くなって、だいぶミジンコの数が減っていました。

ずっとさぼってきたけど、仕方ない、リセットすることにします。

現状の問題点

ずっと同じ容器（IKEAのトロファスト）にグリーンウォーターを足し続けてきたので、底にモヤモヤの汚泥？が溜まって積もってしまいました。これが厄介なんですよね。

• 一度ミジンコを網で掬うと、モヤモヤが水中に舞ってしまって、また沈殿するまで掬えない。
• スポイトなら数回吸えるけど、やっぱり舞い上がる。

この汚泥を捨てて容器を洗ってやり直したい。でもリセットしたところで、しばらく経ったら同じこと。何よりミジンコは汚泥の中にいて、ミジンコだけを取り出せない・・・。

と思うと面倒で、見て見ぬふりをしていました。

でも、このままじゃミジンコが全滅するし、ここにまたグリーンウォーターを足しても問題の先送りだし、仕方ない。リセットします。

リセットの方法　（自己流）

ミジンコ入り上澄みを別容器に移す

1. なるべく汚泥が混ざらないように、ミジンコ容器の上澄み（上澄みにもミジンコはいます）を取る。
2. 全滅を防ぐために３つの容器（ダイソーのパンケース約4リットル）に移す。

●本当はミジンコだけを濾した方がいいと思いますが、面倒なので上澄みごと入れてます。

グリーンウォーターを足す

ミジンコのエサとなるグリーンウォーターを入れる。新しい水もあった方がいいと思い、汲み置き水も足しておく。

元の容器にメダカを入れる

汚泥の中にミジンコがいるので、このまま捨てるのは惜しく、一番小さい稚魚を泳がせることに。こちらにもグリーンウォーターを足しておきます。

稚魚はミジンコを探すためにずっと底の汚泥を探しています。メダカが水面に戻ってきたら汚泥を捨ててもOKってことですね。

置き場所

ベランダの明るい日陰に置く。まだ9月なので時々スダレをかける。

変化の様子

5日後

• 右のパンケースの水が澄んできた。中ではミジンコが少し殖えてきた。
• 中と左は緑色に濁って見えない。網で掬うとミジンコがいるのがわかった。
• ３つとも約1リットルほど上澄みをすくって、元の汚泥容器に入れた。少しミジンコがいても稚魚が食べるのでOK。減った分、グリーンウォーターを足す。

1週間後

• ３つとも水が澄んできてミジンコが動くのが見えるようになった。
• また３つとも約1リットルほど上澄みをすくって、元の汚泥容器に入れる。ミジンコがいても稚魚が食べるのでOK。減った分、グリーンウォーターを足す。

収穫してメダカに投入

• 10日後、３つの容器とも上から見たらミジンコが泳ぐ様子が見えるので、順に収穫することに。
• 右の容器のミジンコを収穫するために、底から１センチほど残して水を網で濾す。
• １センチ残すのは、底のミジンコを次の種水にするため。

• 網で濾したミジンコをメダカにやる。（少しモヤモヤが入るけど気にしない）
• 右容器は底にミジンコがいるので、グリーンウォーターと汲み置き水を入れておく。
• 左と真ん中もグリーンウォーターを少し足しておく。

今後の管理は？

最近YouTubeで、ペットボトルで飼育している人もいると知りました。

なるほど。今までメダカ同様大きな容器がいいと思っていましたが、小さい容器でも次々にリセットすればいいんですね。ペットボトルなら増えても場所を取りにくいし、汚れたら処分できますね。

でもペットボトルは水を入れるのがちょっと面倒かも？もう少し容器の口が大きい方が楽かも？で、とりあえず今使ってないダイソーのパンケースを利用することにしました。夏なら大きな容器の方が水温が上がらずいいかもしれませんが、もう秋ですしね。

まとめ

• ミジンコはエサが無くなったらどんどん減るし、エサを入れて殖えすぎても酸欠で減ってしまう。だから新しいエサを入れたり、時々間引きしたり、新鮮な水を足したりして管理が必要になる。
• あまり殖えなくなったり、汚泥で汚くなったら、リセット（水を全交換）して新たにスタートした方が殖えやすい。
• エサはグリーンウォーター（植物プランクトン）で大丈夫。

場所も無いし、少し手間暇かかるので、たまにメダカにオヤツで与えるくらいを目標にミジンコを育てています。驚いたのが、汚泥トロファストに入れた稚魚がぐんぐん大きくなること！やはり、大き目の容器でミジンコと共存すると成長が早いですね。早く汚泥を洗ってきれいな容器で泳がせてやりたいです。