ミジンコをグリーンウオーターでささやかに培養していますが、だんだん色が緑から黄色っぽく変わってきたり、透明感がなくなって濁りが出てきたりと変化します。
そんな時は、透明な上澄みを密網で濾して捨ててから、減った分グリーンウオーターを足して調節しているんですが・・・。これでいいのかな?もっと新鮮なグリーンウオーターの方がいいのでは?
そういえば先日、青い発泡スチロール箱の水がきれいなグリーンウオーターだった!この中でミジンコを培養できないかな?
ミジンコをメダカ容器で育てる方法
100均茶こしにミジンコを入れて大きさを確認する
- 目の細かい茶こしでミジンコ容器の中をかき混ぜ、ミジンコを入れる。水中で茶こしを振ってもすり抜けないか確かめてから、ミジンコを容器に戻す。
- 茶こしをメダカ容器に浮かべてみて、そのままでは浮かばないことを確認する。
茶こしが浮かぶようにトレーで浮き輪を作る
- 食品のトレーの底面に、茶こしを置いて外周をペンでなぞる。
- ペンで書いた線より少し内側をカッターナイフで丸く切り取る。茶こしがピッタリはまるように微調整する。
- 食品トレーが茶こしの浮き輪になるように、少し外側を丸く切り取る。
- 浮かぶか確認する。
ミジンコを入れて浮かべる
選んだのはグリーンウオーターを維持しやすい青い発泡スチロール箱。ミジンコを茶こしに入れて浮かべます。
いつも日光を当てているので、茶こしの中のミジンコが少々植物性プランクトンを食べてもグリーンウオーターを維持できるんじゃないかな?メダカが泳いでいるので、ミジンコ水槽よりも水流があるはずですし、水量が多いので酸素不足で全滅することもないんじゃないかな?と、これはあくまでも希望的観測です。
ミジンコは見えないけど、一瞬茶こしを持ち上げて、また水につけると、茶こしの中でピチピチ動くのがよくわかります。水の中で振って、また茶こしを持ち上げてもピチピチ!数時間置いて同じことをしても茶こしの中でピチピチ!ミジンコは網の目をすり抜けられないことがわかります。
ミジンコをメダカ容器で育てるメリット
★ミジンコ飼育場所が殖えるので全滅のリスクが減る。
★メダカ容器は、ミジンコを育てる条件(水 水流 エサのグリーンウオーター 日光)がそろっている。
★これは希望ですが、もしかしてミジンコが殖える時、小さな小さな赤ちゃんミジンコなら網の目を通ってメダカのエサになるのではないか?と思いました。
でも、実際に透明容器に入れてミジンコの赤ちゃんがすり抜けるか確かめる・・・程の気力はありません😊もし、すり抜けてたらラッキーだし、すり抜けてなくても、ミジンコが茶こしの中で殖えてくれたら、時々ちょっと斜めにしてメダカにやればいいだけですよね。
実際やってみた感想
メダカは普通に茶こしの周りを泳ぎますが、茶こしの周りで待機してるということはありません。でも、エサをやるときに茶こしを一瞬持ち上げてから水につけ、ミジンコがピチピチしているのを確かめるという楽しみができました。
もちろん、ちょっと斜めにしてミジンコを水中に放すとちゃんと食べてくれますよ。
寒くなるとミジンコが繁殖しない(休眠卵を産んで絶滅)ので、今だけのお楽しみですね。
まとめ
- 茶こしに入れると、ミジンコがメダカ容器の中でも培養できる。
- ミジンコの赤ちゃんが網の目をすり抜けられると自動的に活餌を与えられる可能性がある。
- グリーンウオーターを維持できるように日光をしっかり当てる。
メダカを飼うと、産卵させたり、稚魚を育てたり、ゾウリムシにミジンコにと次々に世界が広がります。まるで子どもの頃に戻って夏休みの自由研究をしているみたい。グリーンウオーターの色を調整するのも色水遊びのよう。完全に一人の世界だしね、童心に帰れますよ😊
★元々、メダカグッズに入っていた茶こしを使っているので、今回も出費0円。失敗しても気楽ですよ。茶こしは100均で買えますが、サイズや網の目の大きさに違いがあるので、ミジンコには目の細かいものがいいと思います。
★ミジンコを出費0円で培養した話はこちら。良かったら試してみてください。
★2年後、茶こしの網が外れたので再利用しました