産卵のための水換え&親選びのポイントは? 今年はサファイアが仲間入り

4月も後半になると、メダカ達の食欲が増し、近寄るだけでエサをくれくれと集まってきます。冬の間はさっと隠れていたのに大違い。よく見るとお腹がふっくらしているメダカがいます。これは早く産卵の準備をしなくっちゃ。

産卵準備

秋の終わりに友達の旦那様(メダカ名人)がメダカ飼育を縮小するとのことで、サファイアを分けてくれました。憧れの高級メダカ、サファイアです。無事に冬越しして産卵シーズンを迎えました。だから今年の産卵の一番の目標はサファイアと三色です。

容器・場所を空ける

狭いベランダなので、とにかく容器や場所を空けることが第一。うちは夫が再雇用先で譲り先を見つけて来てくれるので助かっています。一袋にたくさんメダカを入れてお渡ししています。ジモティーでメダカを譲っている方もいますね。

水草を取り除く

●メダカにとって水草は産卵場所に最高ですが・・・、水草より産卵床に産んでくれた方が管理しやすく、違うメダカの卵が混ざる心配がないので水草をどけています。反対に水草に産ませると、親が孵化した稚魚を食べるので殖え過ぎません。ある程度卵を採ったら水草を戻して自然に任せようと思います。

●容器は深型を空けて、全部浅型のNV容器に入れました。親魚を6匹くらい入れるのにちょうどいいサイズで扱いやすいです。でも元から10匹ほどしか入れてない三色チームはNV22のまましました。

水換えする

●春のメダカはエサを良く食べ、活発なので水が汚れがち。飼育水を三分の一、汲み置き水を三分の二で水換えします。

●産卵シーズンの水換えは1週間(理想)から2週間(現実)ごと。

●4月はエサをたくさんやって体を大きくする。ゴールデンウイークあたりに次の水換えをして産卵床を入れる予定。

親魚を選ぶ

メダカの親選びは、「その種の特徴的な表現がよく表れている子を選ぶ」こと。でも趣味の素人は「今いるメダカの中からなるべくキレイな子を選ぶ」という感じでしょうか。サファイアとオロチは10匹ほどしかいないので親選びは無し。全部NV13容器に入れました。

●サファイアは黒地に青いラメがキラキラ光ってとてもキレイなメダカです。でもベランダは日が当たってうまく撮れないのが残念。隣りのオロチも黒い容器で全然見えないですね。

サンセット極龍

●サファイアを頂く時に近親相姦?予防のために以前もらった極龍や紅白ラメも少し分けてもらったので、混ぜながら親選びをしました。でもメダカの場合親魚が多いのでそんな心配しなくてもいいようです。

  • 全身ピカピカ
  • 光が当たると金色に輝く
  • ヒレまで光っているのがサンセット極龍と呼べる

毎年全部揃ったオスメスが揃わず産卵してきた結果、今年はサンセットタイプがいません。残念です。

紅白ラメ

  • 紅白の二色
  • ラメがあるほど良い
  • できたら頭が赤い丹頂タイプ(私の好み)

丹頂タイプばかり選んでたら、だんだん白っぽい子が多く産まれるようになってしまいました。今年は赤い子を混ぜてみよう。

三色

三色は固定率が低く、産まれてくる子は色も模様もバラバラで一色や二色の子も多いです。だから本当に好みの配色の子を選ぶだけ。どの配色で産まれるかはお楽しみ。

  • 好みの三色タイプ
  • 赤色要員として赤の濃い子
  • 黒色と白色要員として白斑の子

赤に黒が混ざったような子が多く産まれたので、個人的に白い子がポイントのような気がします。白斑に頑張ってほしい。

三色メダカはみんなバラバラなのでビオトープ気分を楽しめます。普通ならミックスすると何の種類かわからない雑種が産まれてしまうけど、そんな心配なく混泳できるのが良いと思います。しかも丈夫で人懐こく育てやすいです。

まとめ

  • メダカのお腹がふっくらしてきたら産卵準備をする。
  • 採卵する場合は水草を取り除いた方が管理しやすい。
  • メダカの親選びは「その種の特徴的な表現がよく表れている子を選ぶ」こと。
  • 完璧な親魚はいなくても、できるだけきれいな子を選ぶ。すると極龍の場合なら、ヒレは光ってなくても全身ピカピカは死守できます。
  • 四月は体を大きくし、水温が高くなるゴールデンウイーク辺りから産卵スタートするイメージ。

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