また暑い夏がやってきました。エアコンもフル稼働、室外機からも熱風が出てきます。ベランダでメダカを育てていると、冬越しよりも夏の暑さの方がずっと大変。夏の暑さから少しでもメダカを守るべく、今年も対策していきます。
メダカを暑さから守る基本は?
夏は水温が高くなって水が傷みやすくなります。なるべく水温が上がらないように、水が傷まないように、できることを取り入れます。
- 大きい容器やスチロール容器の利用など
- こまめな水換え・足し水
- スダレやよしずの活用
- エアレーションの活用
- 水草を入れる
- ベランダに打ち水 など
まずは水換え&稚魚の分別
まずは、ベランダのメダカも室内の産直ミユキも水換え。
この時、稚魚を種類と大きさで分けます。今までパンケースやバケツなどバラバラに入れてあった稚魚をこの時に整理しました。
IKEAのベンチにNV22を縦置きしたら4つ並ぶことを発見!
スポンジフィルターの導入
昨年から夏にエアレーションを導入しました。あまりの暑さに、せめて夏の間だけでもエアレーションがあったら水が傷みにくくなるよね、と思ったからです。
ロカボーイを選んだのは、ホームセンターでロカボーイ一式と小さな水槽(産直ミユキが入ってる水槽)の初心者セットを買ったことがきっかけでした。そしてNV22が3つあったのでロカボーイを追加購入。
ロカボーイ導入で、水面が動いて酸素が溶け込みやすくなるし、確かに水が汚れにくくなりました。メダカも水流を楽しんでるように見えて良かったです。
ロカボーイから替えた理由は?
実は・・・ロカボーイは洗うのが面倒だったんです。ケースが角型だから付け外ししにくくて。チューブの差込口を合わせず付けてしまい、外してやり直すのが地味にイラっとポイントでした。
でも夏から秋までしか使わないし、ろ過能力は十分、だからまたロカボーイを買うつもりでいましたが・・・、この夏ホームセンターでスポンジフィルターを見つけたんです。
スポンジフィルターのメリット
- 値段が安い
- ろ過能力は十分
- メンテナンスが楽(飼育水で揉み洗いするだけ)
- 弱めの水流で小型魚にぴったり
- 容器や飼育数に応じて種類が豊富
- サブとしての利用もあり
スポンジフィルターのデメリット
- ろ過能力はスポンジの大きさ次第
- 水を汚しやすい魚の場合、フィルターが目詰まりする
- スポンジを揉み洗いする手間
小さいメダカだからスポンジフィルターで十分!ケース外して洗う手間が無くなれば嬉しい。
スポンジが2つあったり、長いパイプがついていて底に横置きできたり、と高価な物もあるけど、パイプを洗いたくないので一番安くて小さい普通タイプで十分です。
IKEAトロファストに導入
昨年同様、NV22の大人チームにエアレーションするつもりでしたが・・・。一番浅いスポンジフィルターを買ったのに、パイプが空中に出てしまい使えませんでした。パイプを少し切って使ってるという口コミがあったので、ハサミやカッターナイフで試みましたが無理。
そこで、深さがあるIKEAのトロファストがちょうど3つあったので、こちらにスポンジフィルターを入れることにしました。
水流が優しくて静かだわ。稚魚の方が掬いにくくて水換えが大変だから、水換えの間隔が長くなると助かる。稚魚水槽で良かったかも。
おまけ トロファストがある理由
7月に久しぶりに大阪のIKEAに行った時、レジ前のアウトレットコーナーにトロファストの黒が3つあるのを見つけました。黒は去年生産停止になってしまったものです。きれいだけどお客様から引き取ったとしてリサイクル扱いで299円でした。こんなことがあるなんて、偶然ゲットできてラッキーでした。
●注意・・・私が購入した時は、底の直径5.5センチ・高さ12.5センチの一番小さいスポンジフィルター3個セット(1個あたり約450円)だったのですが今は売り切れていました。上のは少し大きい底の直径8.5センチ・高さ16センチのが2個セット(1個あたり645円)です。
よしずをかける
部屋の中から見ると、こんな感じ。電源コードが邪魔ですが普段はカーテン閉めてるのでOK。よしずがあると水温が上がり過ぎないのでとてもいいです。家の中も涼しい気がします。
2023年 夏のベランダ
今年は三色が加わったので稚魚水槽が多いです。ある程度の大きさで分けていますが、三色の大きな稚魚がもう産み始めています。でも卵は採りませんよ。
ベランダの反対側には一番小さい稚魚がスチロール箱に入っています。
そして室内には産直ミユキ。老体だけど生きています。室内水槽のアナカリスは本当にきれいですよ。
まとめ
- 梅雨が明けたらメダカを夏の暑さから守る対策をする
- ポイントは水温が高くなり過ぎないこと
- 投げ込みタイプのろ過で、ケースを洗うのが面倒な人はスポンジフィルターを試すのもオススメ
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