真夏にグリーンウォーターが透明になった理由は?

マンションのベランダで狭くても暑くても健気に生きてるメダカ達。この子たちを夏の暑さから守るために、今年は「よしず」を導入しました。よしずを買うなんて生まれて初めてですよ。ペットの力は偉大です。

3つの暑さ対策

  1. ベランダによしずをかける。
  2. よしずに水をかける。
  3. ベランダに打ち水をする。

でも、よしずをかけたら、水温はマシだけど、なんとグリーンウォーターが透明になってしまいました・・・

あれ?もうグリーンウォーターに戻らないの?

こんな人におすすめ

グリーンウォーターが透明になる理由と対策を知りたい人

よしずを設置した

この夏はメダカ達を35度の暑さから守るべく、サッシ窓一面によしずを立てかけることにしました。少し長さが足りなかったので、右端は普通の簾を立てかけて椅子で押さえました。

風で飛ばされたら大変なので、よしずの左端をマンションの排水管、右端はエアコンの室外機に固定。室外機からのテープにはリングをつけて、よしずの枠で開け閉めできるようにしました。

エサをやるとき以外は開けないので、よしずの内側はいつも日陰になり、暑い日でも水温はだいたい30度前後をキープしています。本当に買って良かったです。

何より部屋の中から見るよしずが涼しげで良い感じです。朝夕には少し打ち水をして、たまによしずにも水をかけて、なんとかこの夏を乗り切りたいところです。

いつのまにかグリーンウォーターが透明になってた!😲

ある日、容器の底でサンセット稚魚が☆になってるのを見つけました。

ハッ😲あれ?何で底が見えるの?確か、稚魚はグリーンウォーターで育ててたはず・・・。

そういえば稚魚が少し大きくなったので、プラ容器(ダイソー 食パンケース)から黒いNV BOXに移していました。時々底のゴミをスポイトで吸ったり、足し水したりしていたけれど、以前ほど水の色を意識していませんでした。よく見たら発泡スチロールの中も水が透明ですね。

グリーンウォーターが透明になる理由は?

グリーンウォーターは水中に植物プランクトンが 大量に発生している水のこと。

この植物性プランクトンは日光に当たると増えますが、反対に日光がないとすぐに消えてしまいます。

グリーンウォーターができる条件は次の4つ
  1. 日光
  2. 二酸化炭素:メダカの呼吸
  3. 窒素やリン:メダカの排せつ物・エサの食べ残しなど。

だから、メダカ容器を日光に当てるとだんだん水が緑色に変わっていくんですね。

この植物性プランクトンが稚魚のエサになるので、よく稚魚飼育におすすめされています。(でも、増えすぎると水槽内の酸素を取り込むのでメダカに良くないとのこと)

グリーンウォーターが透明化する原因
  • 日光不足 
  • 養分不足(水換えのし過ぎ)
  • 雨水混入 
  • 水温の急激な高温化 
  • 動物性プランクトン増加(ゾウリムシ・ミジンコなどが植物性プランクトンを食べる)

などがあるようですが、我が家の場合は1日の大半はよしずで日陰になっているので、おそらく日光不足だと思います。雨が多く、そもそも最近暗かったですし。

透明な水はメダカがよく見えるし、水槽の底まで見えるから、☆になったメダカに早く気づけたとも言えるんですが、稚魚のためにはまたグリーンウォーターにしてやりたい。

でも、今は真夏‼よしずを開けたら35度‼😨・・・困りました 

水が透明になったらどうするの?水換え必須?

これが、サイトに寄りけり意見が違いました。

植物性プランクトンは、 メダカの排せつ物・エサの食べ残しなどを養分に、光合成をして酸素を生み出すことから水質浄化に役立っている。それが無くなったのだから水質が激変しているはず。早く水換えしないと危ない!

という説や

慌てなくてもいい!他の水槽のグリーンウォーターがあれば、それを少し入れて種水にすればいい。なければ、また日光に当てて飼えばそのうちグリーンウォーターになるよ!

という説も。こんな初心者泣かせ、よくありますよね。

今回は稚魚が☆になっているのを発見して気づいたので、とにかく水換えをしました。

稚魚の水換えしたら、また☆になった!😨涙(T T)

稚魚の水換えは、ポンプの先に目の細かいネット・ガーゼのようなものをつけて、稚魚を吸い込まないように底の水を吸い上げるという方法をよく見ます。

でも、うちの小さなNV BOXの場合、底のゴミが舞い上がる中を、ポンプから逃げ惑う感じになってしまって、メダカ達に余計ストレスがかかりそうな気がするんです。

だから、親メダカと同じように稚魚を別容器によけてから水換えしました。

ついでに、他の稚魚水槽も水換えし、大きさに差がでてきたサンセット稚魚を、大き目サイズと小さめサイズに分けておきました。

すると・・・翌日、2つの水槽で稚魚が合計5匹も☆になっていました。大きさを合わせるために移動させたサンセット稚魚水槽です。水換えストレスもですが、ポイっと移動させたのがまずかったみたいです。稚魚も少しずつ水を合わせて移動させないとダメですね。

あわててピンセットでつまんで出しました。昨日の今日なので、もう水換えはせず、他が元気そうだったので、そのまま様子を見ることにします。

翌日、別の容器で1匹☆になっていました。今度はラメちゃん稚魚です。がっかりです。水換えのストレスなのか、急に暑くなったからなのか、毎日見ていてもわかりません。

それからは落ち着き、ホッとしました。

よしずを開けて日光を入れると高温になる😨

少しは日光が当たる時間が必要では?と思い、試しに曇りの日によしずを開けてみたら、水温が2度ほど上がり、31~32度くらいになりました。マンションのベランダなので水槽の移動はできません。

これはダメ。グリーンウォーターにするよりも水温が上がらない方がずっとずっと大事‼

他からグリーンウォーターを持ってきて入れたとしても、日光不足ならまた透明になるだけ。仕方ない、夏の間はグリーンウォーターを諦めようと思います。

まとめ

  • グリーンウォーターは、植物性プランクトンが大発生した状態で、日光不足になると透明になってしまう。(プランクトンが死滅するから)
  • 「よしず」や「すだれ」を開ける時間を増やすと水温が上がってしまう。
  • 猛暑の間は水温が上がらない方が大事なので、グリーンウォーターは諦める。
  • 透明な水はメダカの様子や底までよく見えて、それはそれで良いとも言える。
  • 稚魚は透明の水でも生きていけるけど、エサ不足にならないように、でも水が汚れないように、少しずつエサをやりましょう。

合わせて、水草にアオミドロがべったり!アオミドロが発生する原因と対策は?もご覧ください!

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