4月生まれの稚魚が続々と孵りました。産まれたばかりの稚魚は針のように小さいことから、「針子」と呼ばれます。小さ過ぎてちょっと気を遣いますが、できる範囲でエサや水換えに気をつけながら育てています。
針子のエサやりの方法は?
稚魚の死亡原因1位は餓死だそう。しっかりエサを与えて生かしたいですね。
稚魚用パウダーを与える
一度にたくさん食べられないのでエサの食べ残しが水を悪くしてしまいがち。少しずつ回数多く与えるのが良いとされています。
ゾウリムシを与える
針子の口に入る大きさのゾウリムシは活餌なので、食べ残しで水を汚しにくいです。
最初に手に入れるのが大変かもしれませんが、最近ではジモティなどで安く分けてくれる人がいますよ。
参考 ゾウリムシの冬越しは意外に簡単!
昨年の夏からずっと、密かにゾウリムシを培養し続けてきました!
最初は1Lペットボトル2本を培養していたけれど、「稚魚もいないのにエビオス錠がもったいない。」と1本になり、次は500ml1本になり、思い出した時にしかシャカシャカ振らなくなりました。
忘れた頃に「うん、臭い。生きてるね」と8割捨てて、汲み置き水とエビオス錠を入れてシャカシャカ。面倒なのでエビオス錠も500mlに1個投入、濃い目だけど気にしない。なんとか春まで数匹?生き延びればまた殖えるんだから、という手抜き培養でしたが、無事に冬越しできましたよ!
針子の水換えの方法は?
初めての水換えは?
初めから大きな水槽に、ポンポン産卵床を放り込んでいくスタイルなら針子も移動しなくていいのですが、うちは狭いベランダだし、卵の全滅を防ぐためにも、数日分ずつ卵をプラケースに分けて管理しています。
針子が産まれてしばらく経って、もうみんな産まれただろう、でも念のため産卵床をバケツにつけて置いたら、また産まれてきてる!ということも。
●2週間ほど過ぎて針子がしっかりするまでは足し水程度、その後は水も汚れているのでプラ容器をまとめつつ水換えしました。
①容器に汲み置き水を入れる
②水草とグリーンウオーターを入れる
- 植物性プランクトンが稚魚のエサになるため
- 水草は稚魚の隠れ場所として
③針子入りプラケースの水を減らす。
- 粉エサの食べ残しや、底の汚れなどをスポイトで吸っておく。
④針子を水ごと容器に移動させる
今後の水換えは?
大きな容器に移動したので、これからは基本的に、
汚れた水を吸い上げて、新しい水を足す形の水換えをすればOK。
稚魚を吸わないように、網越しにスポイトで水を吸います。
まとめ
- 針子のエサは、稚魚用パウダーやゾウリムシ
- 少量を多数回与える
- 針子の水換えの基本は汚れた水を吸い上げて、新しい水を足す
5月は花粉シーズンが終わり、ベランダでメダカを見ている時間が増えました。卵が次々と孵化し、針子が元気に泳ぎだして、今年のメダカ活動も楽しくなりそう。稚魚は白い容器の方が良く見えていいわね。