2022年は何やら、不穏な空気に包まれている・・・ようなニュースが相次いでいます。そろそろコロナ感染から立ち直るはずが、オミクロン株の感染拡大によって足踏み状態が続きそうだし、ガソリンから食品にいたるまで値上げのニュースが止まりません。
去年やっと楽天経済圏に足を踏み入れたのに、もう優遇金利の改定、というか改悪が決まりました。かなりショックです。
低金利とコロナのWパンチで、各銀行もコストカット&手数料頼みの経営にならざるを得ないのかな。残念な変更をまとめてみました。
2022年4月から楽天のサービスが低下
マネーブリッジ優遇金利は300万円まで
楽天証券と楽天銀行の口座を連携することで預金金利がアップする「マネーブリッジ」が改悪です。
2022年3月31日まで
●一律 年率0.1%
2022年4月1日以降
●300万円以下の部分:年率0.1%
●300万を超えた部分:年率0.04%
今、他の銀行が普通預金0.001%なので、それに比べると金利も自由度も高くて良かったのに、なんと上限300万円になってしまいました。
楽天にすれば、もっと投資してくれ(手数料を払ってくれ)、ということなのでしょう。
去年ゆうちょ定額貯金をやめて、マネーブリッジにしたのに・・・😞少しは投資するけど、ほとんど預金金利目的で開設したのでかなり残念。でも、他の銀行よりはマシだし、どこも新しい銀行口座を作るほどの金利でもないしなあ。
投資信託の保有ポイント廃止
今までは投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントがもらえたのですが、今後は「はじめて一定の残高を超えた時にポイント付与」という仕組みになるそうです。
これも配るポイントを少なくしてるんですね。楽天はモバイル事業の無料キャンペーンなど、今まで大盤振る舞いしてきましたものね。
私は始めたばかりなのでダメージないけど、たくさん持ってる人には残念な話ですね。
ゆうちょ銀行から楽天銀行への無料入金サービスの終了
本人名義であれば、ATMに行かずともゆうちょ口座から楽天銀行に無料で入金できたそうなんですが、これも2022年3月で終了。これは、ゆうちょ銀行側からのサービス終了なんだそうです。
これからは、次の2つの方法ですね。
①ATMでゆうちょ銀行のお金をいったん引き出して、それをATMで楽天銀行に入金する。(3万円以上なら手数料無料)
②ゆうちょ口座のお金でなくてもOKなら、他のネット銀行の無料振込みを利用する。
私は今までもATMから入金してたから、これはOK。定額貯金をやめた時からゆうちょのお金は最低限しか残してません。日本中にあるから解約はしないけど、今は予備口座という感じ。
2022年1月から郵貯の手数料が怒涛のアップ!
郵便局以外のATMに手数料がかかる
これまでゆうちょATMはいつでも無料で取引できたのですが、スーパーや駅など郵便局以外のATMでは時間により手数料がかかるようになります。
現金の振込には手数料がかかる
これまで現金による振込は無料でできましたが、これからは1件ごとに料金110円が加算されます。
つまり、払込料金が受取人負担であっても、サービス料として払込人にも110円払ってもらうよ、ということです。
★通帳またはキャッシュカードを利用し、口座から支払う場合は変更なし。
硬貨取扱料金の新設
預け入れや払込み等の各種手続きの際に硬貨を使用する場合、枚数に応じた料金がかかります。
窓口の場合
- 50枚まで・・・・・無料
- 51枚~100枚・・・550円
- 101~500枚・・・・825円
- 501~1000枚・・・1100円 (以降500枚毎に550円加算)
ATMの場合
◆ ATM硬貨預払料金の新設
<硬貨を伴う預け入れ 税込>
- 1~25枚・・・・110円
- 26~50枚・・・220円
- 51枚~100枚・・330円
<硬貨を伴う払戻し>
1枚以上・・・110円
これは酷い!小銭貯金だったら、手数料のほうが高くなるかも!もう可愛いお菓子缶に小銭を貯めて窓口に持って行く時代じゃないんだね。ATMの方がもっと酷いわ。たった1枚でも110円って?😨商売されている人、お賽銭など困るんじゃないかな。
金種指定料金の新設
窓口での貯金の払戻しなどで、硬貨や紙幣の種類・枚数を指定する場合に持ち帰り合計枚数に応じて、金券指定料金がかかります。
★新券でない1万円札は関係なし。
- 1~50枚まで・・・・・無料
- 51枚~100枚・・・550円
- 101~500枚・・・・825円
- 501~1000枚・・・1100円 (以降500枚毎に550円加算)
2万円の払い戻しに
- 1万円札1枚、
- 5千円札1枚、
- 100円玉50枚でお願いすると、
1万円はカウント無し、5千円1枚と100円玉50枚で、持ち帰り枚数51枚となり、なんと手数料が550円かかるんだって!商売されている人はどうするんだろう。
その他、各種既存サービスの料金新設・改定
2022年1月17日から、すごく多くの手数料の新設、改定という名の改悪が続きます。
手数料の高さにびっくり。これから他の銀行もどんどん同じ方向に向かっていくのかしら。両替にもお金がかかるし、紙の通帳発行にお金がかかる銀行もあるらしいわ。先行き不安だねぇ。
おまけ 郵便局のシール式1円切手シートはGOOD!
ちょっと気に入ってるのは郵便局で見つけた 特殊(シール式) 1円切手50枚のシール式シート。
絵もシンプルなポスくまで、シールになっていて貼りやすい。値段は1円×50=50円ジャスト!
もう誰にも手紙を出さなくなって久しいですが、今までのお年玉付き年賀状の当選した切手シートがたくさん残っています。きれいだけど置いておいても仕方ないので、何かの折に使おうと思うのですが、送料が微妙に値上げされていてそのままでは使えない・・・。
そんな時に追加で貼るための1円切手です。2021年~2030年までの販売。たまにしか使わないけど、家にあると安心です。安いしね😊普通に郵便局で買えます。
2022年4月からYahooがTポイント終了!
YahooがTポイントをpaypayボーナスに一本化
Yahooやソフトバンク系列が、Yahooカードをpaypayカードに切り替えるのをきっかけに、一部を除いてTポイントをpaypayボーナスに一本化すると発表しました。
私はスマホがソフトバンク→ワイモバイルなので、基本的にはpaypay経済圏の住人。今までヤフーショッピングで買い物すると、TポイントとPayPayボーナスの両方がもらえていたんですね。貯まったTポイントやPayPayボーナスを支払いに充てることもできました。
今回はPayPayボーナスに集約するだけで還元率は同じなので、別に損ではないんです。Tポイントより使えるお店も多いですしね。
ただ残念なのは もうウェル活ができなくなることなんです。
Tポイントはウェル活で必要だった!
ドラッグストアのウエルシアで、毎月20日の感謝デーには200ポイント以上の会計で1.5倍の買い物ができるんです。これが巷で有名なウェルシア活動、略してウェル活 。
- 200ポイントをご利用⇒300円分
- 500ポイントをご利用⇒750円分
- 1,000ポイントをご利用⇒1,500円分
- 3,000ポイントをご利用⇒4,500円分
お得度は
- 300円で100円お得なので100÷300×100=33.3
- 1500円で500円お得なので500÷1500×100=33.3
ウェルシアは日用品から食品まで売ってる大きなドラッグストア。それが33.3%お得に買えるので、Tポイントの使い道として一番お得だと思います。
これからはTポイントが貯まらなくなるので、3月までにウェル活で使いたいと思います。
ヤフーは今までTSUTAYAと連携してTポイントを使ってきたんだ。でも、キャッシュレス決済のPayPayが始まって、系列の会社を PayPay 証券、PayPay 銀行に、クレジットカードは PayPayカードへとどんどん名前を変更し、とうとうTポイントを廃止し全て自前のPayPayに集約したんだ。まるで楽天と同じだね。ソフトバンクの本気が伝わるね。
まとめ
2022年は、いろんなサービスの終了や手数料アップのニュースが続いています。コロナ禍から脱却する明るい年になるのかと期待したのですが、コロナで世の中が一変してしまったのですね。
経済的にダメージを受けた企業が、それを取り戻すべく新しい道を探したり、コストカットに励むのは当然のこと。
時代の流れなので仕方ないけど、お得なサービスは終わっていく、そして普通と思っていたサービスまでも終わっていきます😨
ATM手数料を払うのは嫌だけど、ATM自体高価だし、メンテナンス費もかかる。お金の輸送代もかかるしガードマンも必要。もちろんATMを置く場所代もかかってる。本当は無料のはずがないんですよね。
硬貨を数える機械も同じ。CMで「1円玉をつくるのに3円かかる」と聞きましたが、現金を作るのも、数えるのも、輸送するにも、全てコストがかかります。そう思うとキャッシュレス決済は時代の流れで、どんどん硬貨は使われない方向へ進んでいきます。
世知辛い世の中になっていきますが、せめて無駄に手数料を払わなくていいように情報は知っておかなくちゃ、ですね😊