メダカの産卵は楽しいけれど、増えすぎても大変。そろそろ縮小する予定でしたが、定年退職&再就職した夫が歓送迎会などで、話のネタに「家でメダカを育てています。良かったらどうぞ」と言ってくれたおかげで希望者いっぱい。おかげで今年もたくさん産卵させることができました。そんな中、我が家で5年目を迎えた産直ミユキがとうとう旅立っていきました。
産直ミユキの旅立ち
産直ミユキとは?
2020年コロナウイルス蔓延でいろんな行動が制限された頃、産直でミユキメダカを購入しました。
この6匹が凄く元気で、たくさん産卵してくれたことが私のメダカライフの始まりです。だから育てるメダカが増えても、この子たちは別枠で大事にしていました。
寿命の訪れ
飼育条件によりますが、メダカの寿命は1年から2年程度。初めの1匹目は1年過ぎに死んでしまった気がしますが、2匹目の子が強烈な印象を残して死んでしまいました。
さよなら2匹目
これ以降、基本的にメダカの病気は治してやれないので、安らかに?送ってあげることを考えるようになりました。
室内へ移動
残りは4匹。買ってから2年半経ち、メダカにしては老齢なので室内で冬越しさせることにしました。
さよなら3匹・4匹目
3匹目も強烈な印象で死んでしまいました。メダカとはいえ、人間と同じで1匹1匹死に方が違います。でも死に方は選べない。ピンピンコロリが理想だけれど・・・。
さよなら5匹目
ある日5匹目が水面で息絶えていました。前日まで普通だったと思うのですが。とうとう最後の1匹だけになり、老人施設の個室で暮らす恵まれたメダカという感じ。腰が曲がって動きも遅いです。
さよなら6匹目
1匹だけで何の変化もないからか、じっと浮かんでいるだけの毎日。エサをやっても反応が鈍い。これは人間だったら認知症になるパターンなので、今年生まれた極龍の稚魚を5匹ほど入れてみました。すると稚魚に刺激を受けたのか、エサを一緒に食べたり泳ぐ姿が見られるようになりました。でも1か月ほど共同生活した後、とうとう底に沈んで死んでしまいました。
我が家に来て4年と1か月。本当に長生きしてくれました。この子は老衰という感じでしょうか。穏やかな最期だと思います。
おまけのゲスト
2022年にもらった姫睡蓮に付いていた卵から産まれた5匹。勝手に家にやってきたのでゲストと呼んでいますが、この子たちもずっと元気。
産直ミユキやゲストは人に譲らない別枠なので、世話は後回しだけど最期まで育ててもらえます。でも三色やサンセット様・ラメちゃん達は高級メダカだけど、親魚になれなかったらどんどん譲られて去って行く。お譲りした先で、水草一杯のメダカ鉢で大事に育ててもらえる場合もあれば、すぐに死んでしまったと聞く場合もあります。産直ミユキのように4年生きるメダカもいれば、買われる前にプラケースで死んでいるメダカもいます。もちろん孵化してすぐに親に食べられたり、エサ不足で死んでしまう稚魚だって多いですし。メダカの運命もいろいろです。
まとめ
- メダカの寿命は飼育下で2年程。我が家の産直ミユキは最長で丸4年、最短は1年半ほどだった
- 病気はほぼ治せないので病気にならないように日々の世話が大事
- いずれ寿命が来る。なるべく安らかに?送ってあげたいと思う
メダカを見ながら人間なら?を常に考える私。最期まで自宅で暮らしたいけれど、どうしてもダメになったら施設の個室に入れるかしら。寿命は仕方ないから、せめて苦しまずに逝きたいよね。大人のメダ活は深いです!